デザインには「姿勢」が出る

ワシが好きな「車のデザイン」から話をはじめます。

先日、ホンダからスーパースポーツカー「NSX」の新型が発表されました。

honda
【うーん・・・】© 時事ドットコム

NSXといえば、かつて1990年のバブル絶頂期に発売された旧型も、デザイン的にはアレだったわけですが・・・

nsx
© ja.wikipedia.org

とくに、スポーツカーなどのデザイン性の高い車の場合、その会社や製品の「姿勢」や「会社の文化」ってものが、形に現れるんですよね。

新型のNSXは、たぶん国内での一般ウケはいいんでしょうね。

でも「なぜホンダはこの形なのか?」っていう方向性のようなモノが見えてこないんですよね。

特に旧型のNSXは「高級スポーツカー」でありながら、トランクにもゴルフバッグが積めちゃったりと、いかにも「お金持ちに見せたい日本人がなんとかこの1台で全部済まそう」といった、スポーツカーとは程遠い、生活感丸出しの発想を見て取ることができます。

同じような印象は日本の製品であるLEXUS LFAからも見受けられます。

lfa
【嫌われることを恐れたデザイン。】© ja.wikipedia.org

それは何かというと「万人受けするスポーツカー」。「優等生のスポーツカー」。

スポーツカーのように、そもそもアクの強い製品が「万人ウケ」を狙ってどうする。という印象です。

優等生なんですね。
減点は少ないけど光るモノもない。

ヘッドライトや、サイドのエアインテーク、リアランプのように「個性」を主張している部分があるモノの、それらは各パーツのデザイン、つまりディテールにとどまり、全体のデザインイメージは、単なるスポーツカー。

全体に「アク」が無い。

これぞレクサス、これぞホンダという、デザイン上のアイデンティティが無いんですね。

対して、スーパーカーの代名詞とも言える2社。

フェラーリ。

ferrari
© ferrari.com

ランボルギーニ。

huracan

フェラーリのアイデンティティは「流麗」「正当性」などにありますね。

対してランボルギーニは「前衛」だとか「反正統」というキーワードが似合います。

いつもお伝えしているように「どちらがいい/悪い」ではありません。

嫌いな人は、お金があっても買わない。
でも、好きな人は熱狂的にスキ。

嫌われることを恐れたら、このようなデザインはできないと思うんです。

嫌われることを恐れていては、アイデンティティは打ち出せないんです。

このように、キーワードが思い浮かんだり、初めて見た製品でも「これって○○のデザインだよね?」とわかるようなアイデンティティが欲しいですね。

そのためには、自分の方向性や姿勢というモノを「キーワード化」していくことが大事になってくるんですね。

個人でビジネスをしている人にも、こういった「アイデンティティ」を自分で意識していくことが大事だと思うんです。

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