よいサービスだからといって売れるわけではない。ならばどうしますか?
毎月1回のペースでお送りしている「セミナー講師養成講座」。
セミナーの内容や「伝え方」のみならず、「セミナー講師としての売り出しかた」までも含んだ、実践的な内容です。

セミナー講師養成講座のようす
セミナー講師って、セミナーという場で、基本的には「人にお伝えする」ことが役割です。
でも実際には毎回、セミナー講師自身が勉強になります。
この「セミナー講師養成講座」でワシは、「プロのセミナー講師を受講者としたセミナーの講師」つまり「講師の講師」=メタ講師の役割を担っています。
つまり「セミナー講師としての立場を、より客観的に見ることができるセミナー講師」という立場ですね。
これがとても勉強になるんです。
よいセミナーを開催すれば売れるわけではない
よく、商売上でも
よい商品、よいサービスを提供していれば売れるわけではない
と言われています。
つまり
- おいしいラーメンが売れるラーメンとは限らない
- 高品質な住宅が売れる住宅とは限らない
- 歌が上手な歌手が売れる歌手とは限らない
- デザイン性に優れたデザイナーが売れるデザイナーとは限らない
ということですね。
これはセミナー講師にも当てはまります。
よい内容を、上手にお話しして伝えることができる、よいセミナー講師が売れるセミナー講師とは限らない。
ということです。
これは、さほどおいしくなくても売れているラーメンがあること、歌がヘタクソでも売れてるタレントがいることなども見れば明らかですね。
「おいしいラーメン」以外の「売れる要素」を20個考える
多くのプロは、「その道のプロ」なので、本能的に「その道」を究めようとします。
つまり、職人的なラーメン屋さんであればあるほど「おいしいラーメン」を追求する、ということです。
そのこと自体は悪いことではありません。
でも先にお伝えしたように、「おいしいラーメンが売れるラーメンとは限らない」わけですし、「さほどおいしくなくても売れているラーメンがある」のも事実です。
だとしたら
「売れるラーメン屋さんの要素」って、「おいしいラーメンを作る」こと以外に、何があるのか
を考えることは、とても大事なことだと思いませんか?
もしあなたがラーメン屋さんだとして「おいしいラーメンをつくること」以外に、「売れるための方策」が何も思い浮かばないとしたら、あなたの「職人度」は、そうとう高いハズです(笑
付随的なことに目を向ける
小さなことでもいいんです。
ラーメン屋さんで言えば、「ラーメン」、セミナー講師で言えば「セミナー」といったように、「その仕事を成り立たせている本質的な要素」のことを、経営学では「本質的価値」といいます。
ラーメン屋さんから「ラーメン」を取り上げてしまったら、それはもはやラーメン屋さんではありませんよね。
一方で、「それがなくてもラーメン屋さんと言える、ほかの付随的なもの」のことを、同じく「付随的価値」と言います。
実際にそれを実現できるかどうかは別として、おいしいラーメン以外の「売れるための要素」として、何が思い当たりましたか?
「立地」
「入りやすくて広い駐車場」
「見通しの良い店内」
「カッコイイどんぶり」
「店員さんのいでたち」
「店員さんの威勢のよさ」
「看板の大きさ、目立ちやすさ」
「クーポン券」
といったことがありますよね。
これが20や30は思い浮かばないと、「売れる」には遠くなってしまいます。
さて、これは講師にも当てはまります。
「よいセミナーをする」以外に、「セミナー講師として売れる要素」が20や30、思い浮かびますか?
セミナー講師に限りません。
セラピストであれば「よい施術」
カウンセラーであれば「よいカウンセリング」
それの「売れるための要素」って何でしょう?
実は「売れるためにやれること」の量は「よい商品やよいサービスをつくる」こと以外に、山ほどあるんです。
まずは「何があるのか」から、考えてみましょう。
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