「絞る」とは、一貫性のこと
先日、タリーズではじめてモーニングメニューを注文してみました。

タリーズのモーニング。悪くないけどね
やっぱり名古屋で生まれ育ったワシには、名古屋的なモーニングのほうが性に合うなぁ。
さて。
ワシがSNSでつながっている人たちも「ひとりビジネスの人」の友達が多いので、彼ら彼女らの発信をよく見ています。
多いのは「何をやっている人なのか、よくわからない」という人です。
本人は、コンセプトを持って活動しているのでしょうが、周囲の目からは
「あれこれいろいろとやっている、よくわからない人」
と映っているようなパターンですね。
「何でも屋さん」として商売が回っているのであれば、何も言うことはありません。
だけど「うまくいっていないのでいろいろと手を出す」というケースも多いようです。
「絞る」にもいろいろとある
今日は、ZOOMの「ワクワク戦略会議」で、いつもお世話になっているこちらの先生と「戦略会議」を開いていました。

ビジネスセミナー講師の酒井とし夫先生
今日の話題の中で出てきたのは
「絞るっていっても、絞りかたはいろいろとあるよね」
というお話しです。
たとえば、経営コンサルタントの世界でも
「アメブロ専門コンサル」「名刺専門コンサル」「動画活用専門コンサル」
といったツールで絞り込んだ人。
「組織改革コンサル」「接客対応コンサル」「ブランディングコンサル」
「商品開発コンサル」「ITコンサル」
のように、企業の中の「機能」で絞り込んだ人。
「ベーカリー専門コンサル」「クリーニング店専門コンサル」
のように、対象の業種で絞り込んでいる人。
コンサルタントにもいろんな「絞込みの切り口」があります。
大事なのはこの切り口です。
切り口を変えれば、スッキリわかりやすく絞ることができる
たとえばワシの場合。
ブログの相談も、名刺やチラシの相談も、SNS活用についての相談も可能です。
IT系も得意です。セミナー講師の育成もできます。
商品やサービス開発についても相談していただけます。
フリーランスのブランディング(魅せ方)についてのご相談もしていただけます。
自分で言うのもアレですが、ある意味、器用なのです。
そのぶん、絞り込むことが難しく「何をしている人なのかよくわからない」と、人からもよく指摘を受けていました。
「いろいろとできる」場合でも、ご相談者の業種や立場といった「対象」を絞り込んだり、地域を絞り込んだり、「お客さんとの接触のしかた」などで絞り込むことは可能です。
「起業3年未満の個人ビジネスの人専門のコンサルタント」のようにね。
女性の起業家の方でよくご相談に来られる
「幼児教育カウンセリング」「整理収納アドバイザー」「写真撮影」「風水」
など、いろんな資格や肩書きを持っていて、いまひとつコンセプトがハッキリしない人は「対象」などで絞り込むことだってできます。
ただ単に、自分の興味があることだけかき集めても、それは「自分目線」でしかないので、お客さんに刺さることは難しいです。
いろいろとできますけど、これはすべてあなたのお困りごとのため
という姿勢を打ち出すことができれば「いろいろとできること」は武器になるのです。
あなたの打ち出しかた。
その切り口。
あらためて考えてみませんか。
8月の30日、31日に「相談会」を開催しますので、よかったらご相談くださいませ。
現在、残り2組です。
この記事を書いた人

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名古屋で活動するスモールビジネスコンサルタント。
「40代主婦起業1年目」のかたを中心に、個人ビジネス、フリーランスの起業や売上アップのご相談に応じているほか、公的機関などからご依頼をいただいて小規模事業者向けのセミナー講師としても活動中。
個人ビジネス起業塾「ワシ塾」を開催。主婦起業家や脱サラ起業の支援しています。
1965年名古屋市生まれ、名古屋育ち。システムエンジニアを9年、デザインスクール講師を4年経験後に、フリーランスや個人起業向けコンサルタントとして独立。
低コストで売り上げを上げる手法が好評。(財)岐阜県産業経済振興センター登録アドバイザー、 (財)あいち産業振興機構登録アドバイザー
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