お客さんは「そんなこと」で悩んでいる
先日、久しぶりの「モーニングコンサル」で、これを食べました。

星乃珈琲のモーニングメニュー「エッグスラット」
今週は3日連続で新規のコンサルティング、来週月曜も長野県で新規のご相談の予定が入っています。
絶好調です(笑
さて。
えっ?そんなことで悩んでいるの?
起業したばかりの人や、起業準備中のかたへのコンサルティングをしていると、「思わぬお悩み」のご相談を受けることがあります。
- パソコンもあったほうがいいですか?スマホだけではダメですか?
- パソコンって、何を買えばいいんですか?
- 名刺って、どうやって作るのがいいんでしょうか?
- 銀行口座って、どこで開設すればいいんでしょう?
- ブログサービスって、どこを利用すればいいでしょう?
コンサルタントとして見過ごせないのは、ご相談者にとってこれらが「いちばんの悩み」であって、これらを解決しないと先に進めない(と思っている)、という点にあります。
えっ?そんな些細なことで悩んで止まっているの?何だっていいじゃん!
という印象です。
それより、もっと大切な「事業計画」だとか「商品戦略」のことはそっちのけで、とても些末なことで悩んでいるのです。
でも、悩んでいる人たちにとっては、真剣なのです。
「くだらないこと」と頭ごなしに悩みそのものを否定するのではなくて、「もっと先に考えるべき、大切なこと」があることをお伝えしています。
これって、コンサルタントに限ったお話しではありません。
「プロが提供するサービス」であれば、どんな業種にも当てはまるはずです。
「プロでない人」は問題の大小がわからない
たとえば、こんなパターンです。
家を建てたいのだけど、部屋の照明は間接照明がイイな。
--家づくりのプロから見たらおそらく、「後からどうにでもなるようなこと」よりも、家の基礎工事だとか間取りだとか「途中から変更できない基本的な部分」が大事なハズです。
ダイエットには食事にゴマを入れるとイイって聞いたんだけど、ホントかな。
--栄養管理のプロのから見たらおそらく、ちょっとだけ摂るモノよりも、もっと基本的な食事の構成だとか、全体的なバランスのほうが大事なハズです。
頼んでおいた名刺のデザイン、このラインの色はもう少し濃いほうがいいな。
--プロのデザイナーから見たらおそらく、個々の色よりももっと全体的なデザインの構成や配色のほうが大事なハズです。
でも、だからといって、「そんなくだらないこと」というイメージを持ってしまうと、「お客さんの姿」が見えなくなってしまいます。
事実お客さんは「そんなこと」で悩むものなのです。
お客さんは、「そんなこと」で悩むものなのだ。
という認識と、そのようなことに気を取られてしまう気持ちを理解することが大事です。
お客さんにとっては真剣な「悩みごと」にたいして「くだらない」と言われた場合の気持ちを考えてみましょう。
ワシもお客さんの「些末な悩み」を聴いていると
「もっと考えなくてはならない大切ななとがあるでしょう?」
という気持ちになってしまいます。
でも、実際にお客さんに人気があるのは、こういったお客さんの悩みに対して、丁寧に応えているような人なのです。
それは決して「本当はもっとたいせつなことがある」ということを、隠してしまうわけではありません。
だけど、「自分の不安を理解してもらえた」と感じたお客さんは、信頼してくださると思いませんか。
さいきんは「いかに伝えるか」という情報が人気ですが、「お客さんの話しを聴く」って、実はとても奥が深いことなんだと思います。
お客さんは、「そんなこと」で悩むものなのです。なぜならば「わからないから不安」なのです。
「私はあなたのそんな不安を理解していますよ」ということがわかるように、伝えてみてはどうでしょうか。
ワシならば、はじめて起業するあなたの、そんな不安やお悩みに対応できます。
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