長く売れ続けるコンテンツとは。セミナー講師のコンテンツ作り
今続けている「1日5分整理整頓活動」。
実は、2014年にも、事務所の引っ越しをきっかけに、一度実施しています。
そのため、今回の「1日5分整理整頓活動2018」では、「前回は棄てなかったモノ」が対象になってきます。
とすると、前回は何かしらの事情によって棄てなかったモノが対象になってくるわけで、前回とは比べて「棄てにくいモノ」が多いのです。
今回出て来たものは、旧「東海銀行」の通帳。
またメンドクサイ顛末になりましたが、そのご報告はまた改めて。
このページの内容
2012年に作ったテーマのセミナーが、今も売れています
10月25日に、滋賀県の北大津商工会でセミナーをさせていただきます。
オファーをいただいたセミナーテーマは、こちらです。

一般向けのデザイン/レイアウトのセミナー
2013年に作ったセミナーのテーマで、いまもときどきオファーがあるテーマです。
元となったセミナーの初出は、2012年です。
ある意味「ロングライフ商品」ですね。
新しいテーマのセミナーを作る場合、それだけの手間がかかります。
だけどワシのこの「デザイン/レイアウトセミナー」は、いちど完成したコンテンツです。
毎回少しずつ手を加えてはいるモノの、新たにテーマを起こす場合に比べると、手がかかりません。
つまりロングライフ商品(定番商品)って、オイシイんですよね。
ビジネスを対象としたテーマの場合、その時代に合わせた「旬な話題」が取り上げられることが多いですよね。
とくにIT関連が顕著ですね。
「旬」を追い求めすぎるとロングライフ商品は生まれにくい
たとえば「アメブロ活用」などは、その時代の旬ではありましたが、人気には「賞味期限」があるコンテンツですね。
じゃ今度はワードプレスか、ということになると、これも先が読めませんね。
旬なテーマは、人気がある一方で、そのテーマを扱う講師も多く、旬が過ぎると、すぐ次のテーマを探す必要があります。
商品やサービスも同じですね。
流行に乗った商品は、一時的に売れますが、流行が過ぎると売れなくなります。
長く売れるコンテンツとは
ワシの場合、長く売るつもりでこの「デザイン/レイアウトセミナー」を作ったわけではありません。
だけど、結果的に長く売れる商品になりました。
ここから「長く売れるコンテンツって、どんなんだろう?」ってことを、考えてみます。
それは、普遍性があるかどうか、に尽きます。
たとえば、写真のことを考えてみます。
以前はフィルムカメラで撮影し、現像して、プリントした写真を手にしていましたが、これがデジタルに変わりました。
これによって「DPE屋さん(写真のプリント屋さん)」は、大打撃を受けましたね。
撮影した映像を処理するためのテクノロジー(フィルム/デジタル)には普遍性がありません。
だけど、「人が被写体に向けてカメラを構えて撮影する」という行為そのものは変わりません。
だからもし「フィルム写真を上手に現像するためのセミナー」があったとしたら、こちらには普遍性が無いため、廃れますね。
だけど「上手な子供の写真の撮りかた」というコンテンツであれば、フィルム時代でも、デジタル時代でも、通用しますね。
「人が何かに向けて写真を撮る」という行為が替わらない限り、フィルムがデジタルに変わっても、そこには普遍性があるわけです。
本質はどこか。どこまで抽象論を扱うことができるか
たとえば「写真」という大きなテーマで考えた場合、
「そもそも人は、なぜ写真を撮るのか」
といった、本質的で、抽象的なことを考えていくと「写真に関する普遍的なテーマ」を見つけることができるかもしれません。
これが
「この写真のここの陰の部分は、どうやって撮っているのだろう」
といった、具体的で細かい部分にだけ注目していると、普遍的なテーマはみつけにくいかもしれません。
新しい情報に振り回されてばかりいると「最新ソフトを使った画像加工法セミナー」のように、枝葉のコンテンツしか思い浮かばないかもしれません。
もちろん、旬なテクニックも大事です。
だけど、講師やアドバイザー、コンサルタントとして「コンテンツ」で商売をして行くのだとしたら、普遍的なテーマと、旬なテーマ、両方あったほうがよくないですか?
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