「自分で切り開く人」に必要なスキルとは

祝日の午前中、購入したまま見ていなかった動画セミナーでお勉強中です。

インプットあってのアウトプット

今日は「自分で切り開く人って、どんな人だろう?」ってことについて考えてみました。

先日まで読んでいた本は、コレです。

「こども君主論」と「よいこの君主論」

どちらも、古典の「超カンタン解説本」です。

多くの人があまりよい印象を持っていない「君主論」ですが、ワシは一読の価値があると思っています。

東洋の古典で言えば「韓非子」のようなものですね。

その心は…。

理想に対してギャップのある現実に、どうやって折り合いをつけていくか。

だと思うんですよね。

君主論も韓非子も、「現実主義」ってところで一致しています。

起業する人たちには、この考え方を受け入れるかどうかは別にして、触れておいて損はないと思います。

理想主義より現実主義

別に、理想を持つことが悪いことだなんて、言ってません。

むしろ、理想は持っていないと「推進力」になりませんからね。

問題は、理想ってのはまだ実現していないから理想なのであって、実現するためには、目の前に現実という壁が立ちはだかっている、ということです。

多くの理想家は、とほうもなく強大な現実の壁を見て、現実の非難をはじめます。

「こうなっているからできない」

「組織が悪い、会社が悪い、社会が悪い、時代が悪い、政府が悪い」

ってね。

そして非難にエネルギーを使い始めて、「社会活動家」のような姿に変わって行きます。

あれ、やりたいのは「起業」「事業」だったんじゃないの。

そっちのほうだったの。

理想を実現するための活動ではなくて、「悪」を懲らしめる活動に変わってしまってたりしますもんね。

ほんとうの現実は目をそむけたくなるから理想は美しい

その点、君主論はシビアですよ。

環境を変えるためにムダなエネルギーを使うくらいなら、長いモノに巻かれろ

って、言い切っちゃっていますからね。

もちろん、タイミングを見て、自分の力で環境を覆すわけですけどね。

それは力を貯めてからであって、まずは何をすべきなのか、よく考えろ、環境と戦うことではないだろう。ってことを言いたいわけですよね。

どちらがうまくいく?現実主義と理想主義

アップルのような「理想を掲げている」ように見える企業だって、現実に対してはシビアに対処していますからね。

理想「だけ」を追い求めていたら、とてもいまのような成功はなかったでしょうね。

「現実主義」だけだと、権威主義だとか拝金主義だとかの「非人間的/非人道的」な人になってしまいがちです。

だけど、「理想を持たない現実主義者」と、「現実的ではない理想主義者」を比べて見たとき、すくなくとも社会的にうまくいくのは現実主義者だと思いませんか?

だからといって理想を棄ててはいけないとは思いますよ。

「論語」のような「人の道」だとかのある意味では理想論的な考え方と、現実をシビアに受け止める「君主論」だとか「韓非子」といった考え方。

両方を使いこなせる人が、自分の力で道を切り拓いていける人なんじゃないでしょうかね。

「変えられない環境と戦ってしまう」というのは、起業家がムダに遠回りしてしまう、大きな罠ですね。

 

この記事を書いた人

高橋 浩士
高橋 浩士
名古屋で活動するスモールビジネスコンサルタント。
「40代主婦起業1年目」のかたを中心に、個人ビジネス、フリーランスの起業や売上アップのご相談に応じているほか、公的機関などからご依頼をいただいて小規模事業者向けのセミナー講師としても活動中。
個人ビジネス起業塾「ワシ塾」を開催。主婦起業家や脱サラ起業の支援しています。

1965年名古屋市生まれ、名古屋育ち。システムエンジニアを9年、デザインスクール講師を4年経験後に、フリーランスや個人起業向けコンサルタントとして独立。
低コストで売り上げを上げる手法が好評。(財)岐阜県産業経済振興センター登録アドバイザー、 (財)あいち産業振興機構登録アドバイザー

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