人からのアドバイスに戸惑っている女性起業家のかたへ

先日、ウォーキングしながら、近所のある史跡へ行ってきました。

佐々成政城跡(比良城跡)

このあたりは江戸時代以前から住宅があった地域で、せまい路地が入り組んでいます。

すぐ近くの場所に行くだけのハズが、道に迷ったりします。

今回、この史跡には久しぶりに行ってみたのですが、迷わず行くことができました。

数年前の前回、同じく歩いて訪れたときには、近所をずいぶんとぐるぐる回って迷った記憶があります。

この記事では、

人からの助言に迷ってしまうのはどんなときか。どうすれば「人からの助言による迷走」を防ぐことができるのか。

についてお伝えします。

人に道を尋ねるのは、どんなときか

あなたははじめて訪れる駅に降り立ち、その街にある劇場に向かおうとしています。

だけど、場所がよくわかりません。

そこで、人に尋ねます。

劇場には、どのようにして行けばいいんですか?

劇場に行ったことがない人でも、あなたが困っていることを知れば、できるだけ手助けをしたくなるでしょう。

行ったことがある人は、自分の記憶をたどりながら、お伝えしてくれるでしょう。

基本的に、人は善意で道を教えてくれようとするものです。

だけど善意のあまり、自分の思い込みや感情が過剰に混じってしまう人も多いのです。

あなたが欲しいのは「正確な劇場へのルート」であって、ガイドしてくれる人の思い込みや感情ではないはずです。

私は以前、歌を歌いながら歩いていたら劇場に着いたから、あなたも歌いながら歩くとイイよ。口笛でもいいかもね。

この人は自分が「たまたま」劇場に到着できた理由を、「歌を歌っていたから」だと思い込んでいます。

つまり「思い込み」であなたをガイドしているわけです。

劇場よりも、美術館のほうが楽しいよ。美術館に行きなよ。

この人は、「あなたが劇場に行きたい理由」まで考えが及ばず「自分がよいと思う方向」を指し示します。

つまり「あなたが目指している方向とは異なる方向」にガイドしようとしています。

大事なのは、あなたが自分自身で「なぜそこに行こうとしているのか」「どんな情報があればたどり着けるのか」を把握していることです。

これがあいまいだと、人からの「善意だけど間違ったアドバイス」に戸惑うことになります。

これがしっかりしていると「このアドバイスはスルーすべきだ」と判断することができます。

「どこまでが情報で、どこからがガイドしてくれる人の個人的な見解か」

も、見分けられるようになります。

大事なのは「地図」という情報

数年前はずいぶんと迷ったのに、今回はワシが迷わずに史跡にたどり着けた理由。

それは、スマホがあったからです。

とても簡単な話です。

あなたが劇場に行く場合にも、スマホ(地図)があればいいんです。

もしあなたが持っていなかったとしても、誰かに道を尋ねてみて、その人が地図を指し示しながらガイドしてくれたら、そのガイドは信用していいはずですね。

迷わず最短距離で目的地にたどり着くために大事なのは、全体を見渡すことができる地図、つまり正確な情報なのです。

ガイドしてくれる人の思い込みが大きかったり、自分の記憶だけを頼りにしたガイドの場合。

そのガイドに従って歩いた結果、遠回りするのは、ガイドしてくれた人ではなく、あなたなのです。

目的地はひとりひとり違うので、必要な地図もひとりひとり違います。

だけど、「大事な情報」は、共通しています。

そんな情報を、この場でお伝えできればと思います。

 

この記事を書いた人

高橋 浩士
高橋 浩士
名古屋で活動するスモールビジネスコンサルタント。
「40代主婦起業1年目」のかたを中心に、個人ビジネス、フリーランスの起業や売上アップのご相談に応じているほか、公的機関などからご依頼をいただいて小規模事業者向けのセミナー講師としても活動中。
個人ビジネス起業塾「ワシ塾」を開催。主婦起業家や脱サラ起業の支援しています。

1965年名古屋市生まれ、名古屋育ち。システムエンジニアを9年、デザインスクール講師を4年経験後に、フリーランスや個人起業向けコンサルタントとして独立。
低コストで売り上げを上げる手法が好評。(財)岐阜県産業経済振興センター登録アドバイザー、 (財)あいち産業振興機構登録アドバイザー