ひとり起業の人にスッポリ抜けてる「商習慣」とは

「1日5分整理整頓」継続中です。

だけど、これがなかなか捨てられません。

1970年代の名車のミニカーです。

子供の頃に集めていたもので、観賞用に買ったために遊んでもいないし、箱もついているし、「ゴミ」にするにはしのびないんです。

さて、どう扱おうか思案中です。


今日は、主婦起業のかたをはじめ、「ひとり起業」の人に抜けがちな「商習慣」についてのお話しです。

さきほど、有名ブロガーさんの投稿で、こんなものを見かけました。

ウチに届いた請求書に、一行だけこう書かれていました。
「製作費 5万円 自分の名前」
これだけじゃ振り込みもできません。

たしかにこれはヒドイ話ではありますが、わからないでもありません。

商売の経験がないと、商売の「共通言語」がわからない

ワシは独立前、技術職だったこともあり、商売の「取引の現場」というものをあまり知りませんでした。

だから、ホームページ制作業者として独立したときに、基本的な商売の「手続き」がわからず、戸惑ったものです。

注文を受けて、制作をして、納めて(納品)、お金をいただく。

この流れは理解できるのですが、これらのステップでどのような「やりとり」をすればいいのか。

どんな書面を交わせばいいのか。

もっと初歩的なことも、わかりませんでした。

  • 個人事業でも「事業のハンコ」って要るの?
  • 「注文書」とか「見積書」とか、書類がたくさんあるけど、ぜんぶ要るの?
  • 「契約」ってどうやって交わすの?どんな書類が要るの?
  • 「小切手」ってどうやって現金に換えるの?
  • 自分で「契約書」なんて作れない!

ネットもまだ十分に普及していなかった時代、いろんな人に尋ねたり、本で読んだり、お客さんに教えてもらったりしながら、覚えました。

ワシのクライアントさんの起業家さんからは、こんな質問をいただいたこともあります。

  • 「見積り」ってなぁに?(「みつもり」という読み方も知らない人がいました)
  • 「アイミツ」って言われたんですけど、なんですか?
  • 「上代(じょうだい)」「下代(げだい)」ってなんですか?(流通業で使われるコトバ)
  • 個人の銀行口座以外にも、銀行口座って、要るの?

とくに企業間取引(いわゆるB2B)では、商売をしている人の間でのみ使われる「共通言語」だとか「習慣」があり、それを知らないと戸惑うことが多いです。

主婦起業のかたの多くが、自分と同じ「消費者」のかたを対象とした商売をはじめる理由の多くは、この「商習慣の不可解さ」にあるのではないかと思っています。

「企業を相手の商売したら?」とおススメすると、多くの人が尻込みをします。

「こわいから」です。

恐怖の原因の多くは「無知」

その理由の一つは「商習慣」「商売の共通言語」を知らないからです。

ワシも独立当初は、「しらない」ことが苦痛だったため、思い切ったことができませんでした。

だけどあるとき「知らないことはしかたがないし、恥じることでもない」と開き直って、ラクになりました。

いまはネットで調べることもできるし、商工会議所などの公的機関で尋ねたり、「起業塾」などの場もたくさんあります。

個人でも、企業を相手に商売している人は、たくさんいます。

商習慣を知らないために、なかなか踏み出せないのは、もったいないですよ。

 

この記事を書いた人

高橋 浩士
高橋 浩士
名古屋で活動するスモールビジネスコンサルタント。
「40代主婦起業1年目」のかたを中心に、個人ビジネス、フリーランスの起業や売上アップのご相談に応じているほか、公的機関などからご依頼をいただいて小規模事業者向けのセミナー講師としても活動中。
個人ビジネス起業塾「ワシ塾」を開催。主婦起業家や脱サラ起業の支援しています。

1965年名古屋市生まれ、名古屋育ち。システムエンジニアを9年、デザインスクール講師を4年経験後に、フリーランスや個人起業向けコンサルタントとして独立。
低コストで売り上げを上げる手法が好評。(財)岐阜県産業経済振興センター登録アドバイザー、 (財)あいち産業振興機構登録アドバイザー

ワシ塾プレセミナー&説明会

起業したいけど、起業して見たけど、経営の経験もないし、何を勉強したらよいのかもわからない!そんな方に向けたセミナーです。