行動するのに勇気は要らない
ウチの近所に、巨大な焼却場が建設中です。

この写真ではわかりにくいけど、とっても巨大
自分もゴミを出す立場でありながら、その関連施設が近くにできるとなると、あまりいい気持ちはしません。
人間って、勝手なものですね。
さて。今日は行動力のお話しです。
成果を上げている起業家のみなさんは、もうほぼ間違いなく、行動家です。
悩んでいてなかなか動けない人は、それだけ初動も遅れるので、なかなか成果が出ないのです。
つまり、
すぐスタートを切る人と、「スタートしようかな、どうしようかな」で悩む人とでは、それだけ差が付いてしまう、ということですね。
考えてみたら当たり前ですね。
あなたもわかっているはずです。
なのになぜ、「どうしよう」という状態が続いてしまうんでしょうか?
勇気や自信がないから?覚悟がないから?
ワシも長年、そう思っていました。
最初は自信がないからだ、って思っていました。
だけどそのあと、多くの人は自信がない状態からスタートするわけなので、自信ではなくて勇気の問題だと思いました。
さいきん、なんかそれすらも違うな、と感じ始めています。
じゃぁ何なのか、って話ですね。
決断に勇気は要らない
「決断に勇気は要らない」そんなショッキングなキャッチコピーの本がこちら。

プライムの人は無料で読めるよ!
コレを読んだのは、2015年。
数字と、事実と、論理があれば、ものごとはシンプルに決めることができる。
たしかに、そうなんだ。頭ではわかる。
でもなかなか自分ではできない。
そんなふうに思っていました。
だけど、最近、いろんなことが頭の中でつながり始めたんですよ。
「知行合一」…知ることと行動することは一体であるという、陽明学の命題
「禅即行動」…禅の世界では考えるよりも先に行動することが求められる
こういったことは知識では知っていたけど、なかなか自分のモノにはできないですよね。
でも、最近ヒントを掴んだんですよ。
そのきっかけは「習慣化」。
毎朝、事務所に掃除機をかけ、定期的に筋トレやウォーキングをする。
そんな習慣を身につけて行くプロセスと、「行動力」だとか「決断」って、かなり重要な結びつきがあるんだなぁ、と。
習慣的に決める
「アメーバ」を運営しているサイバーエージェントの社長、藤田晋氏のインタビュー記事に、こんな言葉がありました。
「息をするように決断している」
って。
あぁ、これだなと。
先の「決断に勇気は要らない」と、結び付きます。
膨大な決済事項を、いちいち「勇気をもって」決めていたら、ヘトヘトになってしまいますね。
これ「習慣」と結び付くんですよ。
わかります?
自転車に初めて乗るとき、とても勇気が要りましたね。
集中しないと、乗れませんでしたね。
でも今は、「息をするように」乗ることができますよね。
もう、自転車に乗るのに、毎回「勇気」を発動する必要はありませんよね。
仕事の「決断」も同じなんだ、ということです。
「今夜歯磨きするか」と「仕事の決断」の根本は同じ
「今夜は疲れていてメンドクサイけど歯磨きするかどうか」
と
「集客のためにメルマガやLINE@をはじめるかどうか」
って、基本的に同じなんですよ。
「どっちみち磨くんだから、面倒だけど早く磨いてしまえ」
って思いますよね。
それが習慣になっているからです。
つまり「習慣を味方につける」ってことですね。
日常から「うーん、どうしよっかなー」っていう時間を、できるだけ排除する。
コタツから出てコーヒーを入れたいな。
そろそろスマホをやめて寝ないとな。
床のホコリが気になるな、掃除機をかけようかな。
Aの日替わりランチにしようかな、Bのパスタランチにしようかな。
これらのことを決めたり行動したりするのに勇気は要らないわけでしょう?
そういった、「気がついたこと」「心に浮かんだこと」を、すぐに実行する習慣が、仕事にもつながるんだなぁ、ということです。
行動力って、そうゆうことです。
だから、
コタツから出てコーヒーを入れたいなぁと思いながら15分コタツから出られない人や、なかなかスマホをやめて寝られない人や、床のホコリが気になりながら掃除機をかけようかどうか迷いながら仕事をしている人は、仕事でもなかなか成果が出ないわけだ。
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