セミナー講師はMC力を磨け
今日はセミナー講師としての話題です。
はじめてセミナー講師としてお呼びいただいた公的機関さんから、もう一度お声をいただく割合が8割以上です。
つまり公的機関からセミナー講師としてのリピート率が8割以上です。
おそらく、高いほうです。
ワシ、テレビ関係の書籍をよく読みます。タレントさんや番組関係者のかたが書いた本ですね。
プロデューサーさんって限られた制約の中で「番組」という売れる商品を企画して売っていく、経営者のようなモノですからね。
実はこの「番組制作の知識」と「セミナー講師リピート率8割」には、関係があると考えています。
セミナーは「番組」。セミナー講師は「MC」
タレントさんも、番組制作者も、自分のセミナー講師という仕事に当てはめることができるんですよ。
タ人前に立つ人としての「見えかた」「映り方」「人の心の掴みかた」については、タレントさんの知識が役に立ちます。
番組制作サイドの話題は「セミナーというコンテンツづくり」に役立ちます。
講師という役割は「MC」(マスターオブセレモニィ/番組司会者)。
セミナーは「番組」。
そのように位置付けていくと、それぞれの「役割」がハッキリして来るんですよ。
セミナースライドは「フリップ」だとか「テロップ」または「番組映像」。
受講者のかたは「スタジオ観覧者」ときに「ゲスト出演者」。
主催者さんは「スポンサー」。
現場運営者のかたは「スタッフさん」。
ね。ピタッと当てはまるでしょう。

公的機関のセミナーでこうゆう写真を撮る人も少ないと思う(笑
それぞれの関係者の「狙い」を理解する
それぞれの人たちが「どうなれば満足なのか」を考えると、「いい番組」になります。
これは、ビジネスにも当てはまることです。
たとえ理想があったとしても、「よかれと思って」強引に誘導しようと思うと、反発を受けます。
自分の利益を優先して、スポンサーやディレクターさんだけにヘエコラしていると、共演者から反発を受けます。
ときに後輩芸人さんがオイシくなるように話しを振ってあげたり、カメラマンさんの撮りやすさを意識したりと、「番組」という全体をいろんな視点から見て、気を配っていく必要があります。
スポンサーさんも、観覧者の人も、ゲストのタレントさんも、テレビ局も、それぞれ異なった思惑を持っているわけです。
それを高い視点から俯瞰して番組を進行しながら「切りまわしていく」のがMCの役割です。
公的機関からお招きいただくセミナー講師のかたも多いですよね。
いちどお招きいただいた公的機関さんから再度お招きをいただく「リピート」があるかないかは、自分がセミナー講師として「評判が良かったかどうか」を判断するポイントになります。
ワシの場合、公的機関のリピート率が8割です。
つまり、一度呼んでくださった公的機関さんのうちの8割が、もう一度呼んでくださっている、ということです。
こんなところに、その原因があるのではないかと、自分では分析しています。