個人事業でもビジネスプランがあったほうがいいのか?
ここ最近立て続けに、何人かの起業家のかたがたのビジネスプランシートや事業計画書を拝見する機会がありました。
おひとりは起業して3年前後、おひとりは1年未満です。
このタイミングで、こういったビジネスプランや、「自分のビジネスを人に説明するための資料」をちゃんと作りこんであるのは、すばらしいことです。
つまり、こういった資料を作っていない人がほとんど、ということですね。
ドキッとしました?笑
個人でもビジネスプランを作ったほうがいい理由
まず、個人でビジネスをやっている人の中でも、自身で「軸が定まっていないな」と思う人は、ビジネスプランを作ったほうがイイです。
ビジネスプランを作る作業は「軸を作る作業」「軸を決める作業」にほかならないからです。
ビジネスは、1人で行うことはできません。
お客さんや取引先、協力者がいて、初めて成り立ちます。
こういった関係者に「自分は何をしようとしているのか」「私のビジネスは何か」ということをお伝えするのが、ビジネスプランなんですね。
「口頭で説明すればいいではないか」という人に限って、説明するたびに内容が変わっていたり、人がわかるように説明できていなかったりします。
「ひとにわかってもらう」ためにも、ビジネスプランは作ったほうがいいんですね。
- 自分がやろうとしていることを自分が理解し、迷ったときの判断の基準になる
- 人に理解してもらうため、協力してもらうための資料になる
自分の夢を熱っぽく語る人はたくさんいますが、そのときに資料を携えてくる人はほとんどいません。
いくら熱っぽく語っても、資料があるかどうかで、人から見たときの「本気度」は違うのです。
公的機関の支援を受けやすい
このブログを見ている人の中には、融資(借入)を受けている人は少ないと思います。
でも、公的な助成金(つまりお金を援助してくれる制度)があることは、ご存知ですか?
つまり、ちゃんと相手がわかるように説明できれば、「返さなくてもよいお金」を助けてくれる制度があるんです。
こういった制度を利用するには、「ビジネスプラン」がしっかりしていることが不可欠です。
そのために、こういった書面を作るんですね。
「なんちゃって起業」から「おおやけに認められる起業」になるための、ステップだと考えればイイと思います。
「プチ起業」のうちは、無くてもよいかもしれません。
だけど、本当に事業として伸ばしていきたいのであれば、作ることをオススメします。
作り方がわからないかたは、いちどご相談くださいね。