動いているのに儲からない、という人へ
ワシのコンサルクライアントさんや塾生の間で、普及している活動があります。
それが
1動き1ゲット活動
コレを最初に提唱したのは、「自宅サロン向けインテリアアドバイザー」の、難波英津子さん。
コレ、イイ考え方だな!と思ったので、さっそくワシも取り入れています。
動き回っているのに、売上が上がらない?
たとえば、遠地でのセミナーやイベントに参加して帰ってくる。
レジャーのために出向く。
多くの場合は、時間とお金を使って帰ってきますね。
「活動に対する収支」で考えるとマイナスです。
これを少しでもプラスにできないか?せめてマイナスを少なくすることはできないか?
これが「1動き1ゲット活動」の発想です。
もちろん、仕事のために移動した場合だって、「その仕事だけをして帰ってくる」のではなくて、ほかに「売上につなげる活動をして帰ってくる」という発想です。
自分の「動き」に対する収支を考える
たとえば先日、ワシは山形県でセミナー講師を務めました。
電車ですと、片道5時間です。
1日で往復は不可能ではありませんが、体力的にしんどいので、一泊しました。
すると、3時間のセミナーのために、電車往復の10時間と、1泊の時間を費やしていることになります。
セミナー講師という「売上げをもたらす仕事」をするための活動ではありますが、移動のための時間も考慮すると「時間単価」はずいぶんと低くなってしまいますね。
「どれだけの時間をかけて、どれだけのお金を得ているか」で考えると、ずいぶんと安くなってしまうのです。
つまり「活動量に対する売上は低い」ってことです。
ここから「1動き1ゲット活動」の発想を取り入れてみます。
活動量に対する単価を上げる
一泊してから帰りの移動をするのですから、セミナーの翌日も半日以上が移動で潰れることになります。
ならばせめて、翌日の午前中だけでも「売上」につなげる活動をしたいですね。
そこでワシは事前にメルマガで
〇月〇日限定で、山形市内でマンツーマンのコンサルティングしますよ
というお知らせをしました。
せっかく山形市内にいるので「対面でのコンサルいかがですか」ということです。
これに対して、お申し込みを一件いただきましたので、コンサルティングを提供しました。
つまり、本来であれば往復10時間と1泊という時間を費やして「セミナー1回分」の売上だけを上げる活動に終わってしまうはずでしたが、「セミナー1回分+コンサル1回分」の売上を上げることができたわけです。
これが活動量に対する単価を上げる「1動き1ゲット活動」です。
どうせ行くのなら、何かできないか
直接的に「売上」に結び付けることができない場合であっても、「どうせ移動するのだから、何かできないか」を考えることは大事です。
ふだん行かない場所に出向くのであれば、せめてチラシをポスティングして帰ってくる。
同じ方面にいるひととアポを取って打ち合わせをしてくる。
「次の仕事」につながる活動をしてくることが大事ですね。
この考え方を最初に提供してくれた「自宅サロンのインテリアアドバイザー」の難波さんも、いまや人気者です。
この記事の執筆しているいま、彼女はセブ島でのんびりバカンスを楽しんでいるようです。
セブ島でも仕事を獲って帰ってくるんじゃないか?と思えます(笑
それは冗談としても、現地での「サロン」の視察は、欠かしていないようですね。サスガです。
さて、あなたの活動は、売上に結び付いていますか?
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