下火になったメディアから、いつ撤退するか?
アメブロ、フェイスブックなどは、人気に陰りが見えてきましたね。
ワシの周りにも、Twitterやnoteなどに軸足を移すひとが現れはじめました。
人によっては「名刺は一昔前のツール」と、名刺を持たない人もいますね。
「人気が衰えはじめたメディアからいつ撤退するか」は「人気のメディアにいつ参入するか」よりも難しい問題かもしれません。
「自分はどうしたいか」よりも、お客さんを優先する
まず、人気が下火になったメディアでも「今から使い始める人がいる」という点に注目です。
どんな商品やメディアでも、「一気に火が付く」ように見えて、すべての人が一斉に飛びつくわけではありません。
- 新しもの好きな人が真っ先に飛びつき、
- 「時代の先端を行ってるぜ」と自慢したい人が早々に参入し、
- 「どうやら人気らしい」と注目した人がやり始めて、
- バラエティ番組やワイドショーなどテレビなどでも取り上げられるようになり、
- 今まで無関心だったり、毛嫌いしていた人もようやく腰を上げて…。
というように、「人気が出るプロセス」というものがあります。
経営学ではプロダクトライフサイクル理論として有名なものです。

「いまからはじめる」人もいる
下火になったメディアから早々に撤退するのは、参入も早かった人たちです。
だけど、あなたのお客さんはいまからはじめる人かもしれませんね。
そこにお客さんがいる間は、撤退しないという選択をしたほうが賢明かもしれません。
あなたが飽きたかどうか。あなたの同業者が撤退したか。あなたのコンサルが撤退したかは、関係ないのです。
お客さんが移動したか、自分のターゲットを変えた時に撤退を検討する
いま、FAXを取り外そうかと検討しています。
いま書面をFAXでやりとりすることが、ほとんどなくなったからです。
だけど、名刺やフェイスブックからは、まだ撤退するつもりはありません。
なぜならそこにコミュニティやお客さんなどの人がいるから。
アメブロからはほとんど撤退しましたが、消さずに残してあります。
なぜならそこにはまだ、見込み客のかたがいるから。
ある町の人気が廃れて、新しい町が脚光を浴びたとしても、「あなたのお客さんはどちらにいるのか」のほうが大事です。
時代の先を行けばよい、というものではありません。
お客さんがみんな、時代の先端を行っているとは限らないからです。
私が新しい方向に行くのでお客さんはついてきてください
というのも自由です。
ただ、ついてこれないお客さんが離脱するのは覚悟の上でね。
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