これが「売れ続けるための勉強法」
先日、出張先でバス待ちの時間があったため、近くにあった図書館に寄ってみました。
本を手に取ってじっくり読むような時間はありませんでしたが、図書館ってひさしぶりだったので、刺激を受けて帰ってきました。
実は最近、読書がスランプだったんです。
もともと本を読むのは好きな方なのですが、最近は手に取った本に身が入らない状態でした。
そんな中でもときどき「刺さる本」があるにはあったんですけどね。
目的を見失うと、やっていることが空しくなる
そんな中で昨日お目にかかったのが、産業カウンセラーで心理学者でもある、大村美樹子先生。

一か月あたりの読書量は60冊だそうです^^;
上場企業から社員全員のカウンセリングを依頼されるような大口の仕事がメインだそうです。
(いったい受注価格はいくらなんだろう笑)
海外で開催される心理学の学会では英語でプレゼンをされるほどの才女です。
彼女の勉強法や読書法が、とっても参考になりました。
そこで気がついたんですよ。
ワシャ、何のために本を読んでいるんだっけ?
ってことに。
その点を見失っていたから、さいきんは読書に身が入らなかったのだな、と。
ビジネス読書の第一歩は「本を選ぶこと」
もちろん、「楽しみとしての読書」もあります。
だけど「仕事のため/役立てるため」という目的と「楽しむため」という目的がゴッチャになっていると、「楽しめて仕事の役にも立つ本」を探そうとしてしまいます。
ここが間違いだったんだな、ってことに気がつきました。
楽しみのための本であれば、純粋に読みやすくて楽しめる本であればいい。そこに「役立つ知識」は、入っていなくてもいい。
(もちろん入っていればウレシイけど)
「役立てるため」であれば、楽しみの要素は無くてもいい。
「読みにくさ」を「読まない理由」にしていてはいけない。
ここをスパッと頭の中で切り分けられるかどうかですね。
まぁ先ほどの大村先生の場合は、ワシが「難しくて歯が立たない」と思うような本でさえ「おもしろい」とおっしゃって読まれているようですが(笑
ワシもその境地に到達してみたいものです。
たぶん、「読んでいる内容を身に付ける」という点において、長けているんでしょうねぇ。
自分の課題に合った本を選ぶ
自分でよくないなぁと思う点の一つは、アマゾンで気になるタイトルがあったら、手当たり次第に買ってしまうことです。
「積ん読」の山ができあがって、コレを見ると気持ちが削げてしまう。
大村先生からのアドバイスは
- 新刊のビジネス書を控え目にすること
- 定評のある本を読むこと
- お客さんの役に立つこと
というものでした。
毎日のように発刊される「新刊ビジネス書」に振り回されていると、「自分の読書」を見失ってしまいますもんね。
「あっこの本、読んでない」と思うと、「読んでない自分は遅れてしまうのではないか」と焦ってしまいます。
だけど、そう感じる本を自分がすべてカバーできるわけではない、という現実に立って冷静に考えることが大事ですね。
毎日、枝葉のようにたくさん出てくる「新刊ビジネス書」をすべて読むことができないのであれば、その「根っこ」を押さえればいい。
その根っこが「定評のある古典的名著」ってことですね。
実際、新刊ビジネス書に書いてあることは、定評のある名著のほんの一部分をわかりやすくまとめてあるだけだったりしますもんね。
そっかーそういうことか。
(書きながら自分で感心している笑)
そういえば、「読書スランプ」の中でも最近ワシがよかったなと感じた本は、じっくり時間をかけて読んだ、定評のある「やや難しい」本でした。

さいきん、周囲の人にワシがオススメしている本。
ワシにとっての「やや難しい」が心地よかった。
そうか。そういうことか。
スポーツでも「やや難しいと感じるレベルの練習」が、いちばん楽しいもんね。
仕事も、ちょっと難しいくらいのチャレンジが、いちばん燃えるもんね。
読書も同じじゃんね。
ていうことは、スランプに陥っていたと感じていたけど、ワシは自分が気がつかないうちに、読書スキルがバージョンアップしている、ってことかもしれないな。
そんなふうに感じたのでした。
てことで、この後は以前に断念した「これまで難しくて読めないと感じていた本」を読むようにしていきたいなぁと思っています。
だって、これらを噛み砕いてみんなに説明できれば、それがいちばん「お客さんの役に立つこと」ですもんね。

以前から読もうと思っていて、なかなか取りかかれないでいる本。
やっぱり人から刺激をいただくことって大事だなぁ。
自分も、誰かに刺激を与えられる人でありたいなぁ。
ということで、今日は感謝の気持ちで締めくくりたいと思います。
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