大きな仕事が獲れるチャンスを逃していませんか

不思議なことに、人間ってあるていど大人になると、自分の「スケール感」を、自分で決めつけてしまいますよね。

自分はだいたいこの程度だ。

ってね。

とってももったいないと思います。

たしかに、個人事業やフリーランスでお仕事をはじめた人にとって、大企業や公共機関と仕事をする、というイメージは浮かびにくいかもしれません。

だけど、だからと言って「あなたにはできない」ということではありません。

それは「イメージできるかどうか」の違いなんです。

イメージできない仕事は入ってこない

先日、九州のある大学から「大学講師」のお話しをいただきました。

「学生起業」をテーマとした講義の先生をやってもらえますか?

というお話しでした。

まだ「さいしょの第一声」がかかっただけで、本決まりでもありませんし、どう転ぶのかはわかりません。

謙遜するわけでもなく、おごり高ぶるわけでもなく、おそらくワシはできると思います。

自分が大学で学生さんに向けてお伝えしている様子が、想像できるんです。

お声がかかったと言うことは「この人ならできるだろう」という評価をいただいたことにほかなりません。

実は今回はじめて大学という機関からお声をいただいたわけですが、これまで

「大学で教えるなんて、考えたことも無かったか」

というと、そんなことはありません。

イメージとしては、ありました。

他にも書籍を出すだとか、雑誌に寄稿するなど、イメージできます。

実現するかどうかはわかりません。

だけど、自分がイメージできないことは、実現できないと思っているのです。

考えるスケールを大きくしたら、大きな仕事が入ってきた

コンサルのご相談をいただている、フォトグラファーで写真講師の別所 咲都紀 (べっしょ・さつき)さん。

地元を中心に、写真撮影会を開いたり、地元のかたに「デジタル写真の整理法」などを教えたりしています。

彼女は「今の一般向けの写真業界そのものに問題がある」と考えていました。

そうは思っても多くの人は、その不満をSNSでボヤくくらいで終わりです。

だけど彼女は違いました。企画書にまとめたんです。

大手の写真用品小売りチェーンに持って行ったそうです。

そうしたらその後、これが写真の業界団体の人の目に止まり、業界の大型イベントの仕事が入ってきました。

(具体的な名前は間もなく公表できるようになります)

自分が捉えることができるスケールに応じた仕事が入ってきたのです。

「地元のかたを相手に写真を教える」のも大事な事業です。でも

「写真業界のココを変えればよくなる!」

という考えを「私のようなモノが」と考えずに、世の中に出したことが、いちばんの違いですね。

本人もおっしゃっています。

支援が欲しかったので少し背伸びをして書きました

これ、ほんとうに大事なことだと思います。

たとえ一人でも、大手企業を相手に、公共機関を相手に、仕事はできます。

「自分なんぞにそんなことが」と思えば、その可能性は断たれます。

できますよ。イメージして、それを形にする行動を起こすだけです。

そんなスケールの大きな仕事をやってのけたフォトグラファーで写真講師の別所さんのブログは、こちらです。