パクリの経営学

ホリエモンの「ハッタリの流儀」、いつもどおりキレのよいホリエモン節で、頭の中がスッキリしました。

さて、感心してるだけではなくて即座に実践しないとね。

アイデアをパクられた!

ツイッターを見ていたら、こんな投稿を見かけました。(適当に改変してあります)

自分が所属する協会に企画を提案したら、それがいつのまにか協会の新サービスとして発表されていた。
アイデアをパクられた。

というお話しなんです。

こういった話、これまでに聞いたことがあるのは一度や二度ではありません。

ワシ自身、企画書まるごとパクられたことだってあります。
(文中の事例やたとえ話まで同じでしたよ笑)

クライアントさんの中にも、改善を繰り返しながら完成したメニュー構成をまるごとパクられた人もいます。

チラシのレイアウトからイラストまでそっくりマネられた人がいます。

道徳上、アウトですね。

でもありえることです。世の中にたくさんあります。

以前にAppleの「iMac」にソックリなパソコンを売り出して、出荷差し止めになった会社がありました。

でも、このソックリさんを出した会社は、今はもう存在しません。

アレもコレもぜんぶパクリ

たとえば、現在「回転寿司チェーン」のトップ企業は、回転寿司を発明した会社ではありません。

「ウインドウとマウスとポインタ」という、現在のパソコン操作の基本を発明したのは、マイクロソフトでもアップルでもありません。

漫才師、島田紳助氏の漫才は、先に人気だった「B&B」の漫才のパクリだった、と言います。


(「自己プロデュース力」島田紳助著)

みんな「パクリ」なのです。

ただし消費者に嫌われる「あからさまなパクり」ではなく、「しくみ」を巧妙にパクっていますね。

パクった側のほうが、商売が上手だった、ってことです。

つまり

「アイデアの優秀さ」と「それでビジネスがうまくいくかどうか」は別問題。

ということですね。

目に見えるものはマネされる

目に見えるものは、遅かれ早かれパクられる運命にあるんですよ。

それがわかっていれば、パクられてもさほど腹が立ちません。感情の浪費です。

(だからといって感情的には「パクリ、ウエルカム」とはなりませんけどね。)

先のホリエモンの「ハッタリの流儀」でも、「徹底的にパクれ」とあります。

ホリエモンのオンラインサロンも、勝間和代氏や他の先駆者のパクリだと明言しています。

もちろん、法の範囲内において、ですよ。

経営学でも「模倣」は戦略の一つとして挙げられています。

てことはですよ。

大事なのは「アイデアの優秀さ」よりも「やりかたの巧妙さ」ってことです。

たとえば「オンラインサロン」を今から始めたとして、オンラインサロンという仕組みを考え付いたのは他の人です。

だけど、そんなことにこだわっていたら何もできません。

新しいビジネスもそのほとんどが、これまでのビジネスの焼き直しだとか「プラスアルファ」でしかありません。

パクられることも、パクることも恐れない。

スピードと行動量で「先に巧くなること」のほうが大事なんですね。

 

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この記事を書いた人

高橋 浩士
高橋 浩士
名古屋のスモールビジネスコンサルタント。
個人ビジネス、フリーランス、家族経営の売上アップ、経営安定化の支援。公的機関などからご依頼をいただいて小規模事業者向けのセミナー講師としても活動中。
個人ビジネス起業家向けビジネス入門塾「ワシ塾」を開催。主婦起業家や脱サラ起業の支援しています。

1965年名古屋市生まれ、名古屋育ち。システムエンジニアを9年、デザインスクール講師を4年経験後に、フリーランスや個人起業向けコンサルタントとして独立。
ミラサポ登録専門家、岐阜商工会議所登録エキスパート、(財)岐阜県産業経済振興センター登録アドバイザー、 (財)あいち産業振興機構登録アドバイザー