説得力のあるプロ感はどこから出てくる?
先日は、毎月ご相談させていただいている税理士H氏とのパスタランチ+打ち合わせでした。

すっかり有名人の「顔出しNG税理士H氏」
彼H氏はワシよりも一回り若いのですが、話すことにとても説得力があることと、ワシの理解力に合わせてお話しをしてくださることから、何年も前から信頼している先生です。
今日話題にしたいのは「説得力は、どこから来るのか?」というお話しです。
このページの内容
独立したばかりの人のブログの説得力が薄い理由
必ずしもすべての人ではありませんが、ある分野で独立したばかりのひとが発信する文章って、説得力に欠けることが多いです。
その分野の教科書に書いてあるようなテッパンの内容がテッパンの書き方で並んでいるだけで、読み手から見ると
「それって本に書いてあることじゃない?」
「それって他の人も同じようなことを書いている、ありきたりのことだよね?」
と感じてしまうからです。
説得力がないのは「書き手の経験をベースにしていない」ことが原因なわけです。
だとすると、経験が浅い「独立したばかりの人」は、説得力のある発信ができない、ってことになっちゃいますよね。
それって困りますよね。
じゃ「独立したころのみんなはどうしていたのか?」ってことを調べて見ればいいと思うんです。
すると意外なことがわかりますよ…。
意外と多いウソ
意外と多いのは「作り話」です。
自分で作った実績がないために「ウソの実績」を作り上げてしまう人がいます。
当たり前のことですが、これは圧倒的におススメできません。
メルマガやブログなど「本人と接触しない」限りはバレないかもしれませんが、実際に質問を浴びせてみれば、すぐに化けの皮なんてはがれてしまいます。
鋭い質問をしたり、具体的なことを尋ねると逆ギレしたりする場合は、可能性が高いですね。
今の自分の立場からの経験
自分が「サービス提供者」としての経験が少なくても「サービスを受ける人」になることはできますね。
その「サービスを受けた人」としての体験から、自分の専門分野の知見に沿って「自らの体験」を話せばよいのです。
たとえば、整理収納アドバイザーさんの場合も、自分がお客さんとしてお店を訪れることはありますよね。
こんなとき「あー、備品の収納が残念だなぁ」なんて思うことがありますよね。
じゃ、どうすればいいんでしょう?
これをプロの知見から述べれば「自分独自の経験に基づく話題」になりやすいですね。
お客さんが少なくても「独自の知見」を積み上げることはできる
同じように「相談会」「お茶会」などを開いて、参加者のかたから「悩みや問題点」を集めるのは、とても効果があります。
ワシはできるだけ「ノウハウの出し惜しみはしない」ことをオススメしていますが、それは出し惜しみせずにノウハウを公開することによって「フィードバック」が集まりやすくなるからです。
つまり
あなたに教えていただいたことを実践したら、こんな効果がありましたよ!
ってことです。
これはまぎれもなく、あなたオリジナルの実績です。
この実体験からは「教科書に載っていなかったこと」「教科書とは微妙に違うこと」を得ることができます。
「経験に基づくノウハウ」が積み上がっていきます。
これこそが「説得力」のベースになるのです。
ワシが信頼している「顔出しNG税理士H氏」が信頼できるのは、これまでにも多くの企業をアドバイスしてきた実績があり、彼自身も名古屋で大手の税理士事務所のトップ税理士であるという実績から来ているのです。
(彼は事務所内の先輩税理士を差し置いて現在トップの成績なのです)
最初に公開するノウハウは「教科書的な知識」でも構いません。
だけどそこで誰かに実践してもらって(または自分が実践して)フィードバックを得ることで、さらにそれを自分のノウハウとして他の人に伝えて行く。
これによって説得力のあるプロ感が出てきますよ。
なので、教科書を開いて勉強しているだけでは、「説得力を持つための基礎」を持つことはできても「説得力そのもの」を持つことはできないのです。
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