「デザイナーの経営戦略」20日間で100人を超えるデザイナーが読んだ内容がPDF化

おまたせしました。

2019年12月23日から翌2020年1月11日までお送りしたメルマガのシリーズ企画「デザイナーの経営戦略」をPDF冊子化しました。

PDFダウンロードのリンクはこのページの最後にあります。

デザイナーの仕事環境はこの10年で急激に悪化している

スモールビジネスコンサルタントとして個人事業やフリーランスの方からご相談をいただいている立場上、もともとフリーのデザイナーさんからのご相談は多かったのです。

それに加え、最近はTwitter急激にデザイナーのかたの知り合いが増えてきたんです。

もともと15年くらい前まで、デザイン業界に足を突っ込んでいたこともあったので、フリーランスのデザイナーの実情も、あるていどわかっていたつもりだったのですが。

でもお話しをおうかがいしていると…。

やっぱり売れていないデザイナーさんって多いんですねぇ。

興味をもって統計などを調べてみたところ、

  • フリーランスのデザイナーが10年で20%増えている。
  • デザイナーさんの「飯のタネ」である、日本の広告費支出はここ数年間増えていない。

というふたつのことがわかりました。

この二つをもってして、すでに過酷な状態であることはあるていど理解できますね。

これに連動して、デザイナーの平均年収が2011年からのたった3年で430万円から399万円と7.7%も減少して、厳しさを増しているようです。(経済産業省2014)

こういったデータを見て、デザイナーの人たちを応援する気持ちもあって、メルマガを連続でお送りし、のちに冊子化するつもりで配信をはじめた、というわけです。

構想2日、全6回配信で、実質的に書くために使った時間は7日~12日間くらいだったと思います。

20日間の配信期間で、あらたなメルマガ読者が100人。

書籍と違って、メルマガなので、「200ページ以上」といった、ボリューム上の目的は当初からありませんでした。

でも書き始めたころから、「これは相当なボリュームになるな」という実感はありました。

今回PDF冊子にまとめるうえで初めて文字数をカウントしてみましたが、総数3万字以上、A4サイズで60ページのボリュームになりました。

配信期間中、多くのデザイナーさんが拡散してくださり、期間中の新規のメルマガ読者数(おそらく全員デザイナーさんかクリエイターさん)が100人も増加しました。

デザイナーの経営環境の分析から「プロフェッショナルサービスとしての特徴」までを分析。

タイトルの「デザイナーの経営戦略」という視点からして、ワシのような「非デザイナー」でなくては書けなかった内容だと思います。

デザイナーも、個人事業(フリーランス)またはデザイン事務所として「事業体を経営している」わけで、このことは一般のほかの企業と何ら変わりがありません。

ところがデザイナー自身も一般的な視点からも、デザイナーさんって芸能人のように「特殊な仕事」と見られていますよね。

デザイナーさんというお仕事は「クリエイティブな面」「活動上の面」から語られることはあっても、経営的な視点から語られる場面って少なかったと思います。

なのに実態としては、一部の活躍しているデザイナーさんを除き、経営上も苦しい人が多いのです。

これはデザイナーさんに限らず、どんな仕事でも同じですけどね。

「自分の周囲のデザイナーさん」といった、「思い込み」「偏見」を生みやすいモノの見方ではなく、統計上のデータなどを参考にした「環境分析」からお話しをスタートしているのも、「経営上の視点」から切り込むためです。

こんな内容です

  1. デザイナーの経営環境
  2. デザイナーが生み出す価値、労働生産性について
  3. 戦略的にデザイナーの課題を検証する
  4. サービス業という視点から見た、デザイナーという仕事の特徴
  5. デザインというサービスの価値の構造
  6. これからのデザイナーの生きる道
  7. あとがき

A4全61ページ、参考図書一覧つき

 

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