お客さんの声。聴いたほうがいいの?聴かないほうがいいの?

そろそろ「年末」を意識させる時期になってきましたねぇ。

001

たとえば「お客さんの声を聴くな」という論調があります。

そういったことを謳っている人の多くは「iPhone」などの革新的な製品の例を挙げます。

つまり、こうゆうことです。

世の中にスマホが無かったころ、お客さんに「どんなモノが欲しいですか?」と尋ねたとしても、お客さんにはまだ「スマホの概念」が無いわけだから「スマホが欲しい」なんて言うわけがない。お客さんの声を聴いていたら、iPhoneのような商品をつくることはできない。
だからお客さんの声なんか聴いてちゃダメ

おおよそ、こんなカンジですかね。

でもね。ワシャ不思議に思うことがあるんですよ。

iPhoneのような、世の中の暮らしを一変させてしまうような製品って、いったいどれくらいあるのよ?

ってね。

世の中の会社すべてが「iPhoneのような製品」を目指して、お客さんの声を遠ざけたら、半数以上の会社は消えてなくなっちゃうような気がしますね。

「商店街のお店」など、地元に密着している会社では「お客さんの声に応えることで、支持されていくもの」だと思います。

もちろん、「お客さんの声なら何でも聞け、お客さんの奴隷になれ」って言ってるわけじゃありません。

これも、ワシがいつも言っているように「聴くか、聴かないか」という二元論ではなくて

「こんなお客さんに好かれたい」というようなお客さんの声を聴いていく

ってことだと思うんですよね。

「お客さんの声を聴くな」という論調も、キャッチコピー的に使われているだけであって、「何も聞くな」って言ってるわけじゃないんですよね。

議論の内容をよく吟味せずに「上っ面」だけしか見ないと、そうゆう「単純思考」に陥ってしまいやすいので、気をつけたいものですね。

この記事を書いた人

高橋 浩士
高橋 浩士
名古屋のスモールビジネスコンサルタント。
個人ビジネス、フリーランス、家族経営の売上アップ、経営安定化の支援。公的機関などからご依頼をいただいて小規模事業者向けのセミナー講師としても活動中。
個人ビジネス起業家向けビジネス入門塾「ワシ塾」を開催。主婦起業家や脱サラ起業の支援しています。

1965年名古屋市生まれ、名古屋育ち。システムエンジニアを9年、デザインスクール講師を4年経験後に、フリーランスや個人起業向けコンサルタントとして独立。
ミラサポ登録専門家、岐阜商工会議所登録エキスパート、(財)岐阜県産業経済振興センター登録アドバイザー、 (財)あいち産業振興機構登録アドバイザー