あなたの発信が読まれない5つの理由

自分もメルマガを発行しているため、人のメルマガをたくさん読んでいます。

だけど、「長く読み続けるメルマガ」ってホントに数少なくて、たいていは数本読んでやめてしまいます。

これはブログも同じことで、長いあいだ繰り返し読むブログと、すぐに読むのをやめてしまうブログがあります。

もちろん「人がら」的なものはありますけど、

「人がらがよければ読み続けるのか」

と問われると、ビジネスの場合は特に、そうとは言い切れない気がします。

読まれないのには、読まれない理由がありますね。

言葉が幼稚すぎる

コトバ、文章が幼稚すぎるのです。

文章そのものが幼稚であるだけであれば、まだ問題ではありません。

問題なのは「何を言っているのかわからないレベルの文章」です。

ネットでの発信は気軽にできてしまいます。

そのため、自分が書いた文章をチェックすることなく、発信してしまうのです。

その結果、「何を言っているのかわからない文章」になってしまうのです。

  • 前の文章から主語が変わった時には、主語を入れる
  • 重文、複文をできるだけ切り離して単文にする

といった、「文章の基本的な整理のしかた」を知っておくだけで、少なくとも

「何を言っているのか」

はわかりやすくなります。

ほかにも、「文章の幼稚さ」を克服するためには、語彙力、論理構築力などが大事です。

「論理的に見える話し方」などのテクニックもありますので、ネット文章ではそのような「なんちゃって論理性」でもじゅうぶんかもしれません。

ただし本当の論理性を持った人には見抜かれますので、これも相手次第ですね。

語彙力については、知っているだけではなくて「使うべきところで使える」必要があるので、実はこちらのほうが論理構築力よりも難しいかもしれません。

Twitterでは、若い起業家や女性起業家の方がたくさん発信していますが、世代や性別に関係なく、

「しっかりした事業を運営している人は、コトバに表れている」

ことが実感できますよ。

内容が薄すぎる

これ、けっこう深刻だと思うんですよねぇ。

中身スカスカなブログ記事やメルマガ、多すぎませんか。

「できるだけひんぱんにブログを更新する」

ことを目標とするのはいいのですが、内容がスカスカになってしまう。

ほぼ「日常報告」。

それも「業務報告」ならば、いいんですよ。

「こんな仕事をしています」というアピールになるのですから。

でも「生活報告」だとか「ボヤキだかエッセイだかわかんないようなブログ記事」多くないですか。

別に好きなことを書けばいいんですけど、それでアクセスが増えない、っていう悩みはおかしいですよね。

ノウハウめいたタイトルなのに、内容はほとんど何も言っていない、とかね。

これね、「発信の内容が薄い」という問題だけではないのですよ。

「持っている情報量そのものが少ない」

だとか

「独自のコンテンツを組み立てることができない」

という、致命的な弱点をさらけ出しているだけなのです。

今回あげた5つの項目の中では、もっとも深刻な問題点です。

この点でも「専門分野における知識量」だとか「企画力」「論理構築力」が不足していると、「内容スカスカ」になりやすいですね。

発信量が少なすぎる

言うまでもないことなので、解説を省略したいくらいです。

「知らせたいことがある時だけ発信」

「その気になった時だけ発信」

という気まぐれな発信を読んでくれる奇特な読者さんは、圧倒的に少数です。

「そのようなファンに読んでもらえればよい」

と言うのであれば「読んでくれる人が少ない」ことに文句を言うべきではありませんね。

もし連続ドラマが

「うまく撮れたときだけ」「俳優さんの気が向いた時だけ」

放映されていたら、視聴者はついてきてくれるでしょうかね?

たまに更新を開始しては、また数週間か数か月で途切れる、という人もいます。

これは「発信を仕事の一環として捉えていない証拠」と捉えられてもやむを得ません。

だって

「気が向いた時だけ開店」だとか「気が向いた時だけ納品」とか、あり得ないでしょう?

テーマがあいまいすぎる

ブログタイトルと記事の内容、メルマガタイトルと記事の内容がチグハグだったりする人、多いですよね。

これって、

「お店の看板と、お店で売っているモノがチグハグ」

なのと同じですよね。

実際に、そういったお店もありますよね。

  • カウンセラーなのに、化粧品の感想を述べている人。
  • 税理士事務所なのに、食べ歩き日記をブログに挙げている人。
  • 講師の先生なのに、ペットの話題ばかりの人。

それぞれ、自由だと思うのです。「たまに」であれば、息抜きの話題にもなってよいのです。

大事なのは、「ブログを仕事で活用したい」という目的には、適っているのでしょうか?

ってことです。

個人的な話題であれば、SNSなど「ツールを分ける」ことだってできますよ。

皮膚科クリニックの先生が「釣り日誌」のようなブログを運営していたとしたら。

釣り仲間はできるかもしれませんが、患者さんが集まってくるとは思えませんよね。

あなたは、何のプロなのでしょう?

出し惜しみしすぎる

「ネットで集客すること」を目的として発信する場合、信頼関係がとても大事です。

「たまたま」ネットで見つけただけの人に信頼してもらうためには、たった1本の記事だけではなくて「積み重ね」が必要です。

  • 「〇〇を実現するには?」という記事タイトルであるにもかかわらず、記事は「煽り」の内容だけ。
  • 内容の核心部分については「有料情報で」というパターン。

かくいうワシも、ブログでメルマガ内容の告知をしています。

だけど、ふたつの理由で「ブログ→メルマガ」という流れを今も継続しています。

それは

  1. メルマガも無料なので「もっと知りたい人」にお伝えするため
  2. メルマガでは「一般公開するには配慮が必要な内容」も含まれるため

です。

とくにメルマガでの「特集記事」や、無料で配布している冊子などは、出し惜しみをしていません。

むしろ、全力です。

実際にコンサルの場で提供している内容そのものです。

こういった「全力・全出し」の姿勢を通じてのみ

「この人に頼んだ場合にはどんな支援を受けることができるのか」

をわかっていただけるのではないでしょうか。

出し惜しみしている情報商材を買ってみれば、わかるはずです。

だいたいは、一般に売られている書籍レベルの内容です。

今は、Youtubeなどを通して、著名な方が有益な情報を無料でバンバン流しています。

ネットの古典的な手法で出し惜しみしている人の情報よりも、有益であることも多いです。

「出し惜しみしなくてはならない人」とはつまり、

  • 「すぐに尽きてしまうほどの底の浅い情報しか持っていない」
  • 「小さな価値のものしか売っていない」
  • 「新しいコンテンツを継続的に作り出すことができない」

ということです。

だから、

  • すぐに出し惜しみする
  • 短くて世間的な話題の発信ばかり
  • たまに専門分野の発信があってもタイトルの割に内容が薄い

そんな発信をみかけたら、

「この人、底が浅いな」

と思って間違いありません(笑

ワシは、1000円で参加できる「ビジネス座談会」の場であっても、その場で答えられる質問には、できるだけ「知っていること、お伝えできること」はすべてお伝えしています。

その場には、10万円以上の講座を受けてくれた人が参加している場合もありますが、

「そんなにたやすく教えないでください」

なんて問題視をされたことは一度たりともありません。

10万円の講座には「それ以上の価値」を感じていただいているからだと自負しています。

どれだけ語っても、底なしかと思うほどの、圧倒的なコンテンツ。

プロなんですから、それくらいできるはずですよね。

「この人は、価値のあるサービスを提供してくれるはずだ」

ってことをわかってもらえなければ、意味がないじゃないですか。

まとめ「なんちゃって」とは違うことを証明せよ

「正統派・本格派」の人よりも「聞きかじり」ていどの人のほうが売れている。

どんな専門分野でも見かける現象です。

非正統派である「なんちゃって」の人は、自らが「なんちゃって」であることを知っているがゆえに「手法的な差」でカバーしているのです。

だとすれば、正統派・本格派の人が「なんちゃって」と同じだけの「手法」を身につければ、もともとが正統なのですから、容易に逆転できるはずなのです。

「底の浅い情報しか持っていない人」が、内容を充実させ、独自のコンテンツを組み上げるまでには時間がかかります。

一方で本格派の人が、手法論を身につける方が、はるかに短い時間で実現できるはずなのです。

「自分は本格派である」という自覚がある人ほど、手法を身につけた方がよいですよ。

下記のイベント、いずれでもいっさい出し惜しみはしていませんので、どれでもご都合のよいタイミングでご参加くださいね。

 

近日開催予定のイベント

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【あと3席】4月21日(火)東京
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