ブログを早く書くコツ【4分の1に時間短縮する方法】
ブログ記事の質やボリュームを落とすことなく、早く書けるようになる方法があるのなら知りたいです。
「ブログを早く書くには」というテーマについてはたびたび書いていますので、ここで「まとめ」の記事を書いておきたいと思います。
ということになると、いくらブログを早く書けたとしても、デメリットも発生してしまいます。
だけど内容の濃さが同じブログ記事であれば、早く書けた方がよいですもんね。
そこで今回は
記事の質やボリュームを削ることなく、ブログ記事を早く書くコツについてお伝えします。
- 「ブログを早く書けないと、何が問題なのか」を知ること。
- ブログを早く書くには「どこに時間がかかっているのか」を知ること。
- 記事の質を落とさずにブログを早く書くコツがわかる。
自治体(県や市)、商工会議所などの経営相談員やセミナー講師の委託も受けていますので、あるていど安心していただけるかと思います。
このページの内容
ブログを早く書く必要は、本当にあるのか?
というご要望自体は、とてもよくお悩みなので、よく理解できます。
だけどその前に「ブログに時間がかかってしまうことの、何が問題なのか?」について考えておいたほうがよいです。
もしかすると、問題の本質は「ブログに時間がかかってしまうこと」ではなく、「時間をかけているのに成果が上がらないこと」にあるのかもしれません。
この点については、こちらのブログで書きましたので、先に読んでおくといいですよ。
ブログを早く書くコツは記事ボリュームによって異なる
これも「ブログを早く書くコツ」をさがす前に、考えておきたいことです。
800字程度(原稿用紙2枚分)のブログ記事を早く書きたいのか、3000文字級のブログ記事を書きたいのかによって「手立て」は変わってくるからです。
800字程度のブログ記事を早く書きたいのであれば、頭の中であるていど「文章の全体像」を組み上げることができるでしょうから、こちらの記事にあるような内容で対応できるはずです。
800字程度のブログ記事であれば、20分~30分程度で書けるようになるはずです。
いっぽうで、3,000文字級のブログ記事(この記事は4,000文字ちかく)のボリュームがある記事を書こうと思うと、「ブログを早く書く」といっても、「段取り」が必要になってきます。
SEOの視点から見ても、「読者に価値ある情報を届ける」という視点から見ても、あるていどボリュームのあるブログ記事のほうが、仕事につながりやすいのは事実です。
この記事では、3,000文字以上のボリュームがあるブログ記事を早く書くコツについてお伝えします。
ブログを早く書くための分析作業
たとえば、あなたが短距離走の選手だとして、タイムをもっと縮めたい場合、最初に何をするでしょう?
おそらく、自分が走っているところを動画に撮ってスローモーションでくりかえし見直し、
を分析するはずです。
ブログを早く書く、つまり「ブログを書くために必要な時間を短縮する」というテーマを考える場合も同じです。
「ブログを書く」という作業を分解して、それぞれにかかっている時間を短縮する方法を考えていくのがコツです。
「ブログを早く書きたい」という大雑把な作業の捉えかたではなく「ブログを書くとき、具体的に何をしているのか」を分解し、それぞれで「どこで時間を食っているのか」を割り出していくわけです。
ではここで、ワシが実際にブログ記事を書くときのことを思い起こして「何をしているのか」を分解してみます。
「ブログを書く作業」を分解してみる
- 書く時間
- 「やっぱりちがうな」という内容書き直しの時間
- タイプミスによる書き直しの時間
- 文字の装飾や見た目の調整にかかる時間
- 書く以外の時間
- 考えている時間
- 何について書くのか(テーマ)を考える時間
- 何を書くのか(内容や構成)を考える時間
- 直している時間
- 脱線したりとっ散らかった文章をまとめる時間
- ほかの時間
- YoutubeやTwitterを見てサボっている時間、気が散っている時間
ここまで分解するだけでも、いろんなことがわかってきますね。
分解してみるとわかること
- 「ブログを書いている時間」よりも「そのほかの時間」への対策で、大幅に時間を短縮できそう。
- サボらなければ、それだけでもブログを早く書ける。
- パソコンに向かわなくても、できる作業がある。
では、それぞれに対策を考えていきましょう。
ブログを早く書くコツ
ブログを書く時間を大幅に短縮するには、「ブログを書きはじめる前にできることはあらかじめやっておくこと」です。
これだけで、わかりやすく、内容の充実したブログ記事を、短時間で書くことができるようになります。
では、それぞれの取り組みについて説明していきますね。
テーマは事前に考えて、リストを作っておく
もしかして、PCの前に座ってから「今日は何について書こう?」って考えていませんか?
これは実に時間のムダです。
テーマを考えることは、電車や病院での待ち時間などでもできます。
「こんなテーマで記事を書いたらどうかな?」というブログ記事のネタを思いついたら、書き留めておくことが大事です。
ワシはブログ記事のテーマを思いついたら、手帳に書き留めるようにしています。
実際に書く時間になったら、その「ネタリスト」の中から「読まれそうな記事」を選べばいいわけです。
ただ、ネタリストの中から「どれを書くか」を選ぶときは、気分で選ぶのではなく、キーワードで検索したりして「人気度」を調べてから選ぶことをオススメします。
事前にテーマを考えておくだけで、1,000文字ていどのブログ記事であれば、15分くらいで書くことができるようになります。
ブログを早く書くには、まず構成を考えてから書く
ブログを早く書くためには、「書き始める前」が大事です。

このブログ記事を書き始める前に作成したシナリオです。14分で作成。
これをやっている人は少ないですよね。
ブログを書く前に「全体のシナリオ」を書き起こしてみるのです。
とてもめんどくさそうですが、これをやっておくと「書きなおし」が減るし、「考えながら書く」という時間が減るので、効率的に書くことができます。
事前にシナリオを起こすことで、構成がしっかりして、充実した内容のブログ記事を早く書くことができるようになります。
なので、とくに2,000字を超えるような長文のブログ記事になりそうな場合には、シナリオを起こすことをオススメします。
シナリオを起こす際に、大中小の「段落」だとか「どこで何を書くか」を箇条書きで記しておきます。
ブログ早く書くには、気が散る要素をなくす
これも、ブログが早く書けるようになるために大事な取り組みです。
単純なはなしとして、集中すれば早く書けるようになるのです。
ブログ早く書くには、時間を決める
多くの人は「時間ができた時にブログを書こう」と考えています。
ブログが大事なのだと思うのなら、事前に「ブログを書く時間」を用意しておくことです。
- いつ書くのか
- どれだけの時間をかけて書くのか
これを事前に決めておくことです。
カンタンににいえば「ブログを書く時間をスケジュールに入れておくこと」です。
と決めるだけで、集中して書けるようになるものです。
ブログ早く書くには、タイマーやストップウォッチを使う
これは「気が散る」のを防ぐためにも効果的です。
「あと〇分」という表示が見えると「何としても書き上げなくては」という気持ちが湧きます。
ほかにも「自分はどれだけの時間をかければ、どれくらいの文章量が書けるのか」を知っておく上でも「時間を計る」ことは大事ですね。
ブログを早く書くために便利なツールを使う
これは、どのブログサービスを使っているかによって、取り組むことができるかどうかが変わります。
ワシのこのブログの場合「見出し」だとか「フキダシ」は、よく使う文字装飾です。
WordPressの場合、こういった「よく使う装飾」を登録しておいて、ボタン一つで呼び出すことができるプラグインがあります。
こういったツールを使うと時短に役立ちます。
ワシが使っているWordPressプラグイン「AddQuickTag」の説明があるページ
まとめ:ブログ早く書くコツは「仕組みづくり」
「ブログ執筆システム」とでも言うべき、こういった「仕組みづくり」によってブログは早く書くことできます。
という体制を作り出してしまえば最強です。
この記事も、全体で3,000文字程度の記事ですが、書き始める前に時間を計ってみました。
本文執筆:57分
画像選択、加工、と最後の文章構成の時間:15分
計86分
これくらいの時間で書けました。
まぁとくに速いとは思いませんが、このボリュームの記事を書くことを考えたら、速いかもしれませんね。
とくに「事前のシナリオ作り」は、わかりやすく整理して書く上でもだいじなので、ぜひ取り入れてみてくださいね!
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