見積り型フリーランスの価格設定法
ここのところ、食事の量がうんと減っています。
食事の量が減ると、改めて気がつくことがあります。
それは、素朴でありきたりなもののおいしさです。
「緑茶ってこんなにウマかったっけ」
「蕎麦って、こんな味だったっけ」
って、驚いています。
専門的で個別性の高い仕事の価格は「見積もり型」
フリーランスの人って、見積もり型の仕事が多いですよね。
あなたの「見積もりの精度」って、どれくらいですか?
たとえば「10時間かかるだろう」と思って見積もったけど、フタを空けてみたら20時間もかかった、なんてこと、けっこうありますよね。
この場合、元から20時間と見積もることができていれば価格も異なっていたわけですから、見積もりよりも実際の作業がオーバーした場合、いただけるはずのお金がいただけないことになります
これは損失ですね。
見積もりは多くの場合、実際の作業のほうがオーバーしがちなのです。
ってことは、「安く作業している」ということが、おわかりになりますか?
見積もりの精度が低いと、「忙しいのに儲からない状態」になってしまうわけです。
「パッケージ価格をいくらにするか」という問題も見積もりと同じ
多くの場合は経験から見積もります。
そしてもうひとつ「パッケージ」にする場合には、パッケージ価格をいくらにするか、と言うことが問題になります。
たとえば、ライターさんの場合。
800字の文章を書くのに2万円と価格をつけたとすると、基本的には「書く内容ややり取りの内容がどうであれ、800字の文章を書くには2万円」と価格が固定されることになります。
すると、すんなり仕事が終わった場合でも、すったもんだした場合でも、2万円で変わりがありませんね。
この場合、「すったもんだする可能性もある」と見込んだ上での価格設定が必要になってくる、ということです。
実は、システム開発の業界では、こういった作業に関して科学的な作業量の算出方法が確立されています。
この方法は「個別の案件でバラツキがある中で、最も効率的な作業時間を割り出す」ことに適しています。
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