多くの人が大変なこの時期にお客さんが増えました
多くの人が売り上げ減少で大変な中、ウチはお客さんが増えています。
もちろん、ワシも自分が予定していたイベントが中止になって返金作業が発生したり、セミナーが取りやめになって予定していた講師料が入って来なかったりと、計画が大きく崩れて売上が減少しました。
仕事の上でのダメージがあります。
その点では、他の多くのビジネスと変わりがありません。
ワシも焦りました。
誰にとってもピンチに見えるような今回のできごとは、「捉え方」次第でチャンスになるはずだと、ワシも必死になっていろいろと考えたわけです。
結果として、ワシのオンラインサロン(オンライン勉強会)である「ワシ勉」の会員数が、1か月前の2倍に増えました。
心の師匠のコトバ「変化はチャンス」
いまの50代以降の人はご存知かもしれませんが、邱永漢(きゅう・えいかん)という実業家のかたがいらっしゃいました。
「ビジネスホテル」だとか「コインランドリー」といった、今の日本では当たり前になった業態に最初に乗り出した人です。
今はすでにお亡くなりになった邱氏に、ワシは30代の頃にいちどだけお目にかかったことがあります。
30代のころは、氏の本を読みまくり、神さまのように崇めていました。
すでにご高齢だった邱氏を前に、ワシは緊張で何もお話しすることができませんでしたが、ワシのノートに、こんな走り書きをくださいました。
変化はすべてチャンス
今回のように誰にとっても不利に見えるような変化でも、チャンスとして捉えることが大事だ、ってことです。
いま、コロナの影響で多くの人が「動画配信」「オンライン講習」に乗り出しています。
たしかにこの流れは大事ですし、無視することはできません。
でも、ただ単に「動画配信に乗り出す」「オンライン講習を導入する」だけであれば、他の同業者と同じですよね?
ココで違いが出てくるとしたら、その差は何か?
それこそがビジネスの原則にほかなりません。
これだけ多くの人が「動画配信」「オンライン講習」に乗り出すと、集客できる人とできない人で、大きな差が出るでしょう。
だとすると、「うまくいくかどうか」の境界線はもはや「オンラインサービスに乗り出したかどうか」というレベルではなくなるのです。
イザというとき、どれだけ「動員できるモノ」があるかが勝負
今朝、ワシの事務所のポストに入っていたチラシです。
「出前」「デリバリー」のチラシが増えています。
言うまでもなく、これらの業種は今をチャンスととらえているわけですね。
でも、この2枚だけを取り挙げても「宅配のすし屋」であることは「同じ」です。
「自分のほうを選んでいただかなくてはならない」という環境は、オンライン講座を導入したとしても、何も変わりがないんですね。
すると勝負は「ほかのところ」で決着がつくことになります。
「宅配はチャンス」であることは同業他社にとっても同じことなのです。
そこで差が出るのは、チラシ一枚でも「どのようにして目を引くか」といった、今回のコロナ禍の事態とは関係のない部分で勝負が分かれるわけですね。
みんなが同じ方向(オンラインサービス化)に動くことで、その方向に動くこと自体は価値を失います。
結局、勝負どころは「オンライン化されているかどうか」とは違う点に移っていくわけです。
大手企業では、人、モノ、カネ。
小さなビジネスでは、情報、知識、知恵、スピード、関係性。
たとえばいま「IT苦手だからオンライン講座とかムリ」って言っていた人は、この事態においてきわめて不利になっているわけです。
イザとなると「基礎力」が大事になってくる、という意味がわかるかと思います。
コロナであろうがなかろうが、原則は不変、ってことです。
こんなときこそ「基本の力」が問われる
いまは、みんなが一斉に同じ方向に向かって動き出している状況です。
そんなな中で差がつくのは「基礎の部分」です。
だって「やっていること」がみんな似通ってくるわけですからね。
ワシが運営している、ひとりビジネス向けのオンライン勉強会「ワシ勉」では、この一か月で、会員さんがほぼ2倍になりました。
同じようにオンライン講座を開催している人や、オンラインに乗り出した人に比べると「よい成績」と言えると思います。
では、この差はどこでついているのか?
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