コンテンツビジネス起業とは【情報で価値を生む起業のアイデア】
新規事業で起業したいのですが、アイデアもお金もありません。
お金も特別なスキルや知識もない。
これでは「売るもの」がないから、起業も新規事業もできませんね。
マジックでもトリックでもない、ホントの意味での「ゼロから価値を生むビジネスモデル」についてお伝えします。

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スモールビジネスコンサルタント 高橋浩士(ワシ先生)
個人事業から最大スタッフ10人程度までのスモールビジネス専門のコンサルタントです。
自治体(県や市)、商工会議所などの経営相談員やセミナー講師も務めています。
このページの内容
儲かる仕事の鉄則「足りないモノを足りない場所に運んで提供する」
儲かる仕事の鉄則とは、「足りない場所に、足りないモノを運んで提供する」ことです。
江戸時代のお話しです。
ある年、江戸(東京)ではミカンが不足し、値上がりしていました。
そんな中、嵐の中をかいくぐってミカンの産地の紀州(和歌山)から江戸へ、大量のミカンを運んだ青年が大儲けし、のちに大富豪になりました。
紀伊国屋文左衛門(きのくにや・ぶんざえもん)です。
あるものが「余っているところ」から「足りないところ」へ移動させると、価値(つまりお金)を生むのです。
でも、物流が発達したいまの時代にミカンを運ぼうと思っても、すでに大手の運送会社がやってくれていますよね。
では「いまの時代に足りないモノ」とはなんでしょうか?
コンテンツビジネスとは「わからない」という人がわかるように情報提供する
OECD(経済協力開発機構)が発表した、衝撃的なデータがあります。
世界規模でおこなわれた「問題解決力」の調査で
ということがわかったのです。
「読む力、聞き取る力」が足りなくなると、必要な情報が手に入りにくくなります。
インターネット上にこれだけの情報があふれているにもかかわらず、読解力が落ちているいまの日本人にとって、「自分にもわかる情報」が足りないのです。
いまの時代に価値を生み出す「情報の移動」
インフルエンサーの人たちの発信を注意ぶかく見ていると、彼らがとても読書家であることがわかります。
彼らは「むずかしい本」を読んでいるのです。
彼らは、ほとんどの人が避けがちな最新情報や「むずかしい本」を読みこなし、わかりやすく解説して発信することで価値(お金)を生んでいると言えます。
つまり、いまの時代のミカンとは「情報」です。
- 「余っているところ」とは「むずかしい説明しかできない専門家」です。
- 「足りないところ」とは「むずかしいことがわからない一般の人」です。
このふたつのあいだを「情報というミカン」の移動をさせることによって、価値が生まれる、ってことです。
この「移動」には、大型船も、大量のミカンを買い付ける資金も必要ありません。
今の時代に「情報で起業」する際に必要なものとは
コンテンツで起業するために必要なモノとは、「読解力」と「説明力」そして「伝達手段」です。
そのためには
- むずかしい書籍も理解するだけの読解力
- 読解力が低い人にもわかりやすく説明できる説明力
が必要です。
本は、図書館に行けばタダで読めます。
ただ、あなた自身が「むずかしくて読めない」と言っていては、価値を生むことができません。
読解力と説明力を高めれば「ゼロから価値を生む」ことが可能になる、ということです。
あとは、ブログやメルマガ、Youtubeといった「船」に、情報という「ミカン」を載せるだけです。
船だけ用意しても、売る商品がなければ、商売にはならない、ってことですね。
まとめ:コンテンツビジネス「情報の移動で価値を生む」で価値を生むのにお金は要らない
「その道のプロ」でも、その道の専門書を読みこなしている人は、あまり多くはありません。
いくら本人が詳しくても、一般の人にわかりやすく説明できなければ、「お客さんにとっての価値」は生まれません。
現在インターネット上で大きな価値を生み出している「コンテンツビジネス」だとか「オンラインビジネス」と呼ばれているものは、つまり「情報の移動」なのです。
あまりお金がかからないので、個人や中小企業でも新規事業として取り組みやすいです。
「すでにプロとして知っていること」をお伝えするだけでお金になるんですからね。
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