メルマガ読者の増やし方【質の良いメルマガ読者を集める8つの方法】
メルマガの読者を増やしたいです。
メルマガを運用するのであれば「読者の獲得」はつねに課題になりますね。
この記事では「メルマガ読者を増やすための手立て」についてお伝えします。
- なぜメルマガ読者は多いほうがよいのか?
- 名刺交換した人のメールアドレスを勝手にメルマガ登録しても大丈夫?
- メルマガ読者を増やすための基本的な手立て
個人事業から最大スタッフ10人程度までのスモールビジネス専門のコンサルタントです。
自治体(県や市)、商工会議所などの経営相談員やセミナー講師も務めています。
このページの内容
メルマガ読者を増やした方がいい理由
定期的に接触できる見込み客が増える
メルマガの特徴のひとつは、メルマガ読者さんが自ら「あなたのメルマガを読みたい」という意思表示をして情報提供がスタートする媒体である点です。
メルマガ読者はあなたにとっての見込み客であるわけですから、多いほうが「売れる可能性」は高まります。
リピートが増える
メルマガの特徴に「くりかえし接触できる点」があります。
くりかえし配信することで、メルマガ読者さんとのコミュニケーションを深めることができます。
その結果、読者からのリピート率が高まり、売上増加につなげることができます。
コスト効率がアップする
メルマガは、印刷や郵送などのコストが発生しないため、マーケティングコストを抑えることができます。
一方で、反応率が同じであれば、原理的に注文数は5倍に増えるわけです。
原則としてコストは増えずに、売上が増えやすいので、メルマガ読者は多いほうが「費用対効果」はアップします。
メルマガ読者の数さえ増やせばいいのか
いくらメルマガ読者が多くても、ターゲットでない人の割合が多いと、メルマガの効果は上がりません。
ターゲットではない人がメルマガ読者に増えると、このようなデメリットが生まれます。
- 商品やサービスに興味を持ってもらえないため、メルマガを通じた販促効果が期待できない。
- ターゲット層ではない人にまで関心を持ってもらおうとして、メルマガのコンセプトがブレる。
- ターゲット層ではない人にまで関心を持ってもらおうとして、本来ターゲット層であるメルマガ読者さんのメルマガ解除が増える。
本人の承諾を得ないで勝手にメルマガ登録しても大丈夫?
「本人の承諾を得ないでメルマガ読者リストに登録する」のは、一般的に行われているようですが、これはやめましょう。
本人の承諾を得ずに一方的にメルマガ登録することは、スパムメールや迷惑メールとして扱われる可能性があります。
- 多くの利用者からスパム判定されたメルマガは、プロバイダやメルマガ配信サービスから「スパム送信業者」として排除される可能性があります。
- 結果として開封率や反応率が低下し、メルマガの効果が上がりにくくなります。
- 個人情報保護法や特定電子メール法に抵触するリスクがあります。
ここまでの危険性をおかして「サービスを利用してくれる可能性が低い人たち」をメルマガ読者に登録して、何かメリットがあるでしょうか?
メルマガ読者を増やすオンライン活動5つ
たった一つの方法だけではなく、たくさんの「入口」を組み合わせて運用していくことが大事です。
でも最初は「どんな方法が得意なのか」もわからないはずなので、いろいろと試してみることをオススメします。
ブログやホームページからメルマガ登録に誘導する
ェブサイトやブログのトップページやサイドバーにメルマガ登録フォームを設置することで、訪問者にメルマガ登録を促すことができます。
SNSで誘導する
FacebookやTwitter、Instagramなどのソーシャルメディアで、メルマガの存在をアピールする投稿を定期的に行うことで、新規読者を獲得することができます。
SEO対策で見つけてもらう
ウェブサイトやブログをSEO対策することで、検索エンジンからの流入を増やし、新規読者を獲得することができます。
読者限定の特典を提供する
メルマガ登録してくれた人が欲しくなりそうな特典を用意して登録を促す方法です。
メルマガ登録の特典としてよく使われるオファー
- 無料ダウンロード資料
- 無料動画セミナー
- 無料メール講座(ステップメール)
- 有料コンテンツの割引クーポンやプレゼント
もちろん、そういう人も出てきます。
大切なのは、ふだんのメルマガで価値のある情報を継続的に届けて、メルマガ読者さんの定着やファン化を進めることです。
SNS広告を活用する
魅力的なオファーを武器にSNS広告を出稿する方法です。
メルマガ読者さんを獲得するために費用が発生するので、最終的に販売するバックエンド商品など「導線」をしっかりと準備して取り組む必要があります。
メルマガ読者を増やすオフライン活動3つ
店頭や、リアルな人的交流の場でメルマガ読者を獲得する方法もあります。
名刺にQRコード
名刺には自分のブログやHPのQRコードだけではなく、直接メルマガ登録フォームが表示されるようなQRコードを設置します。
店頭での案内
店舗や対面窓口がある人は、店頭でメルマガの案内をすることで、興味を持った来店客に購読を促すことができます。
メールや連絡ツールからの案内
連絡用に利用しているメールの最後に、名前や連絡先などの「シグネチャ=署名」の中に「メルマガ登録用URL」を記載しておきます。
どの場合にも、単にQRコードやリンク先を記載するだけではなく、メルマガの魅力を一言で表現するようなキャッチコピーを添えることでメルマガ読者登録が増えやすくなります。
メルマガ読者が減らないようにする
メルマガ読者を増やすことと同じくらい大切なことが「流出をふせぐ」ことです。
だけど、退会したい人を無理に引き止めたり、退会できないようにするのはルール違反です。
以下に、メルマガ読者の解除をできるだけ減らすための手立てについてお伝えします。
メルマガの質を向上させる
メルマガ読者さんに定着してもらうには、質の良い情報を届けること。これが一番効果的です。
それは、読者さんが知りたいこと、「このメルマガを読んでてよかった」と思えるような情報です。
そのためにはメルマガ読者さんが何を知りたいのかリサーチして、メルマガ読者が知りたいことを発信することが大事です。
メルマガ配信の頻度を調整する
あまりに頻度が多いと読者さんはうっとおしくなり、あまりに頻度が少ないと読者さんは忘れてしまいます。
どれくらい頻度が適切なのかは、メルマガと特性や読者さんの属性にもよります。
メルマガの頻度は、読者さんにストレスを与えないタイミングに調整することが大事です。
メルマガ継続のインセンティブをつくる
メルマガ読者さんが「このメルマガへの登録を続けたい」と思う動機(インセンティブ)をつくると、メルマガ解除は減ります。
たとえば、定期的に「メルマガ読者さん専用動画」を配信したり、メルマガ読者さんだけにセミナーの割引クーポンを発行したりすることができます。
メルマガ読者を増やす際の注意点
「メルマガ読者を増やしたい」という一心で、ルールを無視した運用も見られます。
ルール違反の「メルマガ読者集め」は、単に見込み客の反感を買うだけです。
以下のような「メルマガ読者集め」はやめておきましょう。
メルマガ読者は基本的に「本人が希望して自ら読者登録した場合」のみ
名刺交換した相手のメールアドレスを勝手にメルマガに登録したり、法人リストやネットで入手したメールアドレスを、勝手にメルマガ登録しないようにしましょう。
一方的にメルマガ読者登録した人が見込み客になることはありません。
反感を買うだけで、双方にメリットはありません。
友達や仕事仲間に頼んでメルマガ登録してもらうのは避ける
最初は読者数がほしいので、周囲にお願いして登録してもらうことも頭に浮かぶかもしれません。
その友達が見込み客であればOKなのですが、単に「仲良しだから」という理由でメルマガ読者登録してもメリットは少ないです。
「友達に好かれるような記事」を書いてしまい、かえって見込み客が離れてしまう可能性があります。
登録フォームの入力項目の数はできるだけ少なく
メルマガ読者に登録するための手間が面倒すぎると、読者登録してもらいにくくなります。
メルマガは最低限メールアドレスの情報さえいただければ配信することができます。
誰のためのどんなメルマガ?コンセプトをわかりやすく
「あなたらしくありたい人がキラキラ輝くメルマガ」
といったような「コンセプトがわかりにくいメルマガ」は、登録するメリットがわかりにくいです。
- 誰のどんな問題を解決してくれるのか
- 誰のどんな課題を達成してくれるのか
がわかりやすいメルマガのタイトルにしましょう。
メルマガ登録解除したい人にもわかりやすく
メルマガ読者の離脱を防ぐために、解除リンクをメルマガに掲載しなかったり、解除の手間を増やしたりして「解除を断念させる」ようにしているメルマガがあります。
でもこんなことをしても、メルマガ読者さんの反感を買うだけで「じゃ読んでみよう」とはならないはずです。
「メルマガ読者解除したいときには、いつでも解除できる」ようにすることで、かえってメルマガ読者さんに安心感をもって継続して読んでいただくことができます。
まとめ:メルマガもひとつの商品
たとえ無料メルマガであったとしても、あなたのメルマガはあなたの商品です。
つまり
- 魅力的でないメルマガはいくらオススメしても読んでもらえない。
- コンセプトや質のよしあしによって読者が集まったり集まらなかったりする。
- タイトルや「オススメのしかた」によってメルマガ読者登録してもらえるかどうかは違いがでる。
という点で、メルマガは商品やサービスと全く同じです。
つまり「メルマガをマーケティングする」という発想を持つことができれば「どうすれば読者が増えるのか」という手立てが見えてくるはずです。
上記のような手立てを実践しているのが、ワシ自身が運営しているメルマガ「小さなビジネスの売上を2倍にする無料メルマガ」です。
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