上手な「やりかた」を知る唯一の方法

先日、スモールビジネス経営塾「ワシ塾」の第二期生を終了しました。

寄せ書きいただきました~

最終日は、受講生の方々のビジネスプラン発表と、その講評がメインでした。

ビジネスプラン作成は、この一か月間の宿題でした。

ビジネスプランを作成するにあたっての基本的なことはこれまでのワシ塾でお伝えしてきたものの、やっぱりビジネスプランを作るのはみなさん大変だったようです。

やってみたら「こういうことだったのか」とわかった

今回の最終講の中で印象的だったのは、受講生のひとり、整理収納アドバイザーの伊澤千恵さんが、他の受講生さんにお伝えしていたことです。

実際に発信をはじめてしばらく経つと、周囲からの「見られかた」が変わった。
「こういうことだったのか」と、はじめて腑に落ちた。
だからぜひやってみてください。

一番手前が整理収納アドバイザーの伊澤さん

この発信をきっかけに、伊澤さんは大手企業から大きな仕事をゲットすることになりました。

伊澤さんがTOTOさんからの依頼で登壇したセミナー

彼女は「こうすればうまくいく」という確かな知識と確信をもって、発信をはじめたのでしょうか?

おそらくちがいます。「まずやってみた」のです。

やって行く中で、「こういうことか」ということを、実体験と共に学んで行ったのでしょうね。

自転車に乗れるようになりたければ、まず自転車にまたがってみることです。

上手に文章を書きたくなりたければ、書いてみることです。

上手に発信ができるようになりたければ、まずはSNSで発信をはじめてみることです。

もちろん「上手なやりかた」を先に学ぶことも大事ですが、学んだだけで実践しなければ、ゼッタイに上手にはなれません。

うまくやれるようになりたいのなら、やってみること。

自転車でもスキーでも水泳でも、最初はうまくできなかったはずです。

いくら「先に学んでから」はじめても、学んだからと言って最初から巧くできるようにはならなかったはずです。

コレと同じです。

ワシが座右の銘としている「知行合一」(ちぎょうごういつ:知ることと行うことの一体化)です。

学ぶのは「失敗を重ねて発展する方法」

いろんな講師の講座やセミナーに参加するものの、行動をはじめない人っています。

この人たちはおそらく「ずっと学び続ける」のでしょう。

いちばん身に沁みる学びは、行動の中にあるのにね。

失敗が怖いのなら、何もしないことがイチバンです。

「うまくやれるようになりたいけど、失敗はしたくない」という選択肢は存在しません。

ワシの尊敬する先生がたも、たくさんの失敗をしておいでです。

なのに自分だけが失敗を避けてうまくやろうなんて、ムシがよすぎると思いませんか?

やってみる人たち、募集します

次の「やってみる人たち」、ワシ塾の第3期生、募集しています。

全6回、6か月にわたって「スモールビジネス経営」についての基本を学びます。

内容はかなりマジメでガチです。

マインドやSNSに過剰に偏っていません。

商品づくりやスモールビジネス戦略などの経営的な部分と「トライ&エラー」のサポートが中心です。