自然環境としての人間関係

昨夜は半年に一度の飲み会でした。

幹事さん役得の一枚。

「ドヤ感」満載(笑

夏の飲み会と、冬の忘年会。

ワシが幹事さんで開催するこの年に2回の飲み会は、こちらからお声をかけさせていただいた方のみの、クローズドな開催です。

おそらく、2012年ころに開催した忘年会がスタートになっています。

その頃の写真が残っていないのですが、2013年の忘年会の写真と見比べると、ほとんどのメンバーが入れ替わっています。

2014年の写真と見比べても、いまも参加してくださっているのはほんの数人。

かなり入れ替わっていることになります。

でもこれって、ほんの一部を除けば、自然に任せていたらこうなっただけのこと。

数年ぶりにヒョッコリと参加してくださる人もいたりして、楽しいものです。

もともと人間関係はきわめて曖昧でいい加減なもの

人間関係って本来、とても曖昧で流動的で不確実なものです。

ある特定の人との距離感は日々、近づいたり遠ざかったりを繰り返しているものです。

しばらく交流がないな、縁が切れちゃったかな、って思っていた人から、急にFacebookに何気ないコメントがあったりすると、急激に「体感する距離感」の変化を感じられますよね。

それがまた楽しいのです。

「あの人はもう来なくなったから絶交だ!」なんて、決めつけてしまうような類のモノではないと思っています。

ワシ自身はよほどのことがない限り、一方的なご縁の断絶や遮断はしていないつもりなのですが、一方的に断絶されることはよくあります(笑

一方的に断交する人の多くは、「人間関係の不確実さ」をよく理解していないんじゃないかな。

だって、断交するということは「今後は絶対に交流しない」ことを自ら確定させているワケですから「不確実さ」とは正反対の行動ですよね。

「絶対に壊れることのない信頼関係」の存在を信じる人のほうがオメデタイとさえ思います。

だって「絶対に壊れることのない誓い」を立てた夫婦だって、3組に1組が離婚しているわけですからね。

「自然環境」と同じで、きわめて不確実な要素が多くて、脆いものだからこそ、できるだけ人為的な手を加えない。

「ケア」を中心として「介入」はしない。

そのままにしておくことがいちばん大切にしていることになる。

それで変化していくのであれば、それはもう「自然現象そのもの」なのだから、それがもっともありのままの関係なのだ。

人間関係とは、自然現象。

そんなふうに思っています。

毎回、ワシは最初の乾杯と、シメのお知らせをしているくらいで、あとはみんなの好き勝手に任せています。

ほぼ一人で幹事さん役を務めていますから、あるていどテキトーでないと、やっていられないのです(笑

それが自然な姿で、自然な状態で「ユルく続ける」のは、一つのコツだと思っています。

 

 

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