当たり前すぎて自覚しにくい情報を自覚するには

先日お邪魔した、窯元さんでの1枚です。

一般の人がこのような写真を見ると「いかにも窯元!」という印象があって、風情のようなものさえ感じるのではないでしょうか。

ところが、毎日そこで仕事をしている窯元の人にとっては、とてもありきたりの「ありふれた風景」なんですね。

とくにこの写真を撮った岐阜県の東濃地方は「美濃焼」の産地で、こういった光景が町ぐるみで「ありきたり」になっていて、当の窯元の人だけではなく、街の一般の生活者のひとたちにとっても、ほとんど「何の変哲もない当たり前すぎる風景」になっています。

それが当たり前であることがプロっぽい

こちらは別の窯元さんで撮った写真ですが、多くの人はテレビのドラマやドキュメンタリーでしか見たことのない光景でしょうね。

こういった光景が無造作に広がっているのです。

これは、窯元さんに限ったお話しではありません。

どんな業界でも、ありきたりの光景や道具が、その道のプロである証しだったり、ある人から見たら羨望の対象になったりするのです。

その業界の人から見たら

え?まさかこれが?ウソでしょ?

といったものです。

本来見せるようなモノではないことがいちばんリアル

たいていの場合、散らかっていたり、無造作だったりして、本来は人に見せるようなモノじゃない、ってところがポイントです。

窯元さんとしては、「製品」「焼き物」を見てほしいと思うことでしょう。

だって、現場なんて見せてもお金をいただくことはできませんからね。

だけど、自分のことを思い返してもらうとわかると思うんです。

「老舗旅館の裏側」

だとか

「あの人気商品はどうやって作られているのか」

って、よくテレビ番組でも流れているくらいですから、多くの人が興味があるわけですね。

こういった「リアルな現場」を見た後で

「作ってる人だから伝えられる情報」

を教えてもらったりすると、プロにとっては当たり前すぎることであっても

なるほど!サスガはプロだ!

と感じてもらえるわけです。

自分では当たり前すぎることに気がつきにくい

窯元さんでは「当たり前」のように「ろくろ」が回っていて、「当たり前」のように、筆で絵付けをしていたりします。

興味深く見入っていると、当の本人は

え?これが?
こっちじゃみんなやってることだけど?

と不思議そうです。

焼き物のシロウトであるワシらにとっては、その「おかしさ」がわかります。

だけど、これが自分の業界のこととなると、とたんにこの例のように

当たり前すぎてそれが価値あるリアルな情報であることにすら気がつかない

ってことに陥ってしまいます。

自分では気がつきにくいことを、人に指摘してもらう

いちばんよいのは、自分とは違う業界の人に指摘してもらうことです。

同じ業界でも、地域が違っていたり、ターゲットが違ってたりする人からは、「そこがリアルなのに!」ってことがよく見えるものです。

ワシはオンライン上でいくつかのグループを作ったり、コンサルタント同士で定期的にオンライン会議を開いています。

その主な目的は「自分の見えない姿を指摘してもらうこと」です。

あなたも、そういった「自分の客観的な姿を指摘してくれる場」に身を置いてみるのもいいかもしれませんね。

 

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この記事を書いた人

高橋 浩士
高橋 浩士
名古屋のスモールビジネスコンサルタント。
個人ビジネス、フリーランス、家族経営の売上アップ、経営安定化の支援。公的機関などからご依頼をいただいて小規模事業者向けのセミナー講師としても活動中。
個人ビジネス起業家向けビジネス入門塾「ワシ塾」を開催。主婦起業家や脱サラ起業の支援しています。

1965年名古屋市生まれ、名古屋育ち。システムエンジニアを9年、デザインスクール講師を4年経験後に、フリーランスや個人起業向けコンサルタントとして独立。
ミラサポ登録専門家、岐阜商工会議所登録エキスパート、(財)岐阜県産業経済振興センター登録アドバイザー、 (財)あいち産業振興機構登録アドバイザー