ブログアクセスアップのコツ【アクセス数を増やすブログ更新方法】

ブログをアクセスアップしたいのですが、コツはありますか?
毎日ブログを書いていても全然アクセス数が増えません。

個人事業や中小企業のブログで効果が見込める、ブログアクセスアップのコツについてお伝えします。

この記事でわかること
  • ブログアクセスアップに「ブログ毎日更新」は、効果があるのか?
  • ブログアクセスアップのために必要な要素
  • 「記事本数が多いこと」は、個人事業のブログアクセスアップに効果があるのか?
この記事の信頼性

スモールビジネスコンサルタント 高橋浩士(ワシ先生)
個人事業から最大スタッフ10人程度までのスモールビジネス専門のコンサルタントです。
自治体(県や市)、商工会議所などの経営相談員やセミナー講師の委託も受けていますので、あるていど安心していただけるかと思います。
このブログのインプレッション(検索で表示された回数)を6ヶ月で5倍、1年で12倍にブログアクセスアップに成功しました。

毎日更新するとブログアクセスアップに効果があるのか

ブログをアクセスアップするには、毎日記事を更新したほうが効果的ですか?

今もせっせとブログアクセスアップのために毎日記事を追加している人は多いですね。

「ブログの毎日更新」は、ブログのアクセスアップの視点から見たら、さほど効果的であるとは言えません。

まちがえないでくださいね。

「毎日ブログを更新すること自体に、何も効果がない」とは言っていません。

読者のかたとの「毎日のコミュニケーション」のために更新している、というのであれば、大事なことです。

だけどブログアクセスアップの視点から見ると、毎日更新することに効果があるわけではありません。

こちらのグラフをご覧ください。

この1年間の、ワシのこのブログのインプレッション数(検索結果に表示された回数)です。

図の中の(1)(2)はそれぞれ、以下のようなタイミングです。

  1. ブログ改造に取り組み始めたころ
  2. 外出自粛ムードを追い風に、本格的にブログアクセスアップに取り組み始めたころ

今年に入ってから本格的に「ブログのメンテナンス」に取り組みはじめ、この9月に入ってからのアクセスの平均は、10か月前の約5倍に増えています。

では、ブログの更新頻度を増やしたのでしょうか?

実は、更新頻度は以前より減っているのです。

去年の5月から9月くらいにかけては、平均して月に15本くらいのブログ記事を更新していました。2日に1本のペースですね。

だけど、直近の2ヶ月は、月に4本から5本です。

なのに、ブログアクセスはアップしていますね。

すくなくともこのグラフとワシの実績からは、ブログの更新頻度とブログアクセスアップには、直接的に影響はない、ということが言えます。

ブログアクセスアップすると、どんな人たちの訪問が増えるのか

かといって、いま毎日ブログ更新をしている人が、いきなりパタリと更新を停止すると、ブログのアクセスは確実に落ちます。

それは今、このような運用をしているからです。

  1. 毎日ブログ更新
  2. 毎日SNSで告知
  3. SNSで告知を見た人がブログを見に来る

毎日のブログ更新をやめると、このサイクルが途切れるため、ブログのアクセス数は低下するのです。

実際、ここでお伝えする対策を実践すると、一時的にアクセスは低下します。

SNSからの流入ということはある意味「おなじみさん」がアクセスを稼いでくれているわけですね。

これはこれで、ありがたいです。

だけど、新規集客効果という意味でいうと、「常連さんばかりのお店」と同じです。

常連さんばかりで新しいお客さんが増えないとお店はジリ貧になるように、ブログも新規訪問者が増えないとジリ貧になります。

そこで新規集客効果を狙って、ブログ更新に取り組んでいくわけです。

今回お伝えするメンテナンス法でブログアクセスアップするときに「どんな人たちの訪問が増えるのか」というと、それは「顔見知りの訪問」が増えるのではなく、「新規の訪問者」が増える、ということなのです。

なぜメンテナンスでブログのアクセスアップ効果が出るのか

どんなビジネスでも、継続的に利益を上げるためには「システムの構築」と同じくらいに「システムのメンテナンス」に手間をかけるものです。

「どんどん記事を追加していくブログ更新」は、たとえるならば、

「どんどんビルを建てていって、以前に建てたビルのメンテナンスしないビルオーナー」

のようなものです。

どんどん新しい記事を追加して過去記事のメンテナンスしないと?

あなたがビルのオーナーだとします。

どんどん新築ビルは建てていくけど、以前に建てたビルのメンテナンスをしないと、どうなるでしょう?

新しく建てたビルには人が入りますが、メンテナンスしていないビルには人が入りません。

メンテナンスしていない「過去のビル」からはテナント料が入ってこないため、収益が増えません。

収益を上げるのは、新しいビルだけです。

メンテナンスしないと、売上を上げてくれるのは最初のうちだけなので、次々に新しいビルを作る必要が出てきちゃうんですね。

新しい記事のペースは落ちるけど、過去記事をメンテナンスすると?

一方で、新築のビルを建てるペースは落ちても、以前に建てたビルのメンテナンスが行き届いていると、新しいビルと同じように、これまで建てたビルにも入居者が集まり続けます。

ビルが増えると、それにしたがって売上としてのテナント料は増え続けます。

「どんどん建ててほったらかし」と「ゆっくり建てるけどしっかりメンテナンス」。

収益は、どちらのビル管理のほうが上がるでしょうか?

記事(単体のビル)のメンテナンスも大事ですが、ブログそのもの(全体の運営管理)のメンテナンスも大事になってくるのです。

過去の記事にも、しっかり人(アクセス)が集まるようにメンテナンスをすると、ブログそのものの集客力がアップして来るんです。

過去記事のリライトでよみがえらせる

ブログアクセスアップのためのメンテナンスを考えた場合、ふたつのメンテナンスが考えられます。

  • ブログ全体のメンテナンス
  • ブログ記事単体のメンテナンス

です。

この記事では「ブログ全体のメンテナンス」について触れていきます。

単体のブログ記事については、「ブログ記事のリライト」という形でメンテナンスができます。

ブログ記事リライトについては、こちらの記事で案内しています。

売れるブログ記事リライト。依頼や注文が入る記事へのリライト法。

ブログアクセスアップに役立つメンテナンス法

ここからは、実際にどんな点に気をつけてブログのメンテナンスをして行くのか、お伝えしていきますね。

古くなった情報の更新、削除

  • イベントをさがしていて、見つけたと思ったら、すでに終了しているイベントだった。
  • 気になるサービスがあったので、注文してみようかと思ったら、すでに募集は終了していた。

このようにガッカリした体験はありませんか。

実は、利用者をガッカリさせると、Googleから見たあなたのブログの評価は下がるのです。

だけど、終わってしまったものは終わってしまったもの。

だとすれば、どうすれば利用者をガッカリさせないのかを考えなくてはいけません。

場合によっては、終了したイベント告知ページを削除してもいいかもしれません。

または、終了したイベントページを修正します。

  • 目立つ場所に「このイベントはすでに終了しました」と表示しておく。
  • 代替サービスの案内や、最新イベントの案内のページに誘導する。

つまり

「このイベントはすでに終わってしまったけど、今はこんなことをやっているよ!」という情報を追加しておくのです。

ダメ記事の削除

これ、やらない人が多いですし、やる必要を感じている人も少ないです。

期待していない人たちを集めてしまう「ダメ記事」とは

ここで言うダメ記事とは「人を集めない記事」のことではありません(それもじゅうぶんにダメ記事ですが)

「こちらが期待しない人たちを集めてしまう記事のこと」です。

これは、ブログテーマ以外の、雑記的な記事を書いていると、よく起きる現象です。

たとえば、ビジネスのブログであるにもかかわらず、ブログのテーマとは関係のない雑記的な記事で「ニンテンドースイッチを最安値で手に入れた!」という記事を書いたとします。

以下、この記事自体が期待しない読者を集めてしまわないよう、「Nスイッチ」と記述します。

すると「Nスイッチ 最安値」という検索で、あなたのブログに訪問する人が現れるかもしれません。

この訪問者は明らかに「Nスイッチを最安値で手に入れたい」という意図を持っているわけです。

あなたの自慢を見たいわけでもなければ、ましてやあなたのビジネスに興味があるわけでもありません。

すると、訪問者をガッカリさせてしまうのです。

ブログアクセスアップに悪影響があるのは「訪問者をガッカリさせること」

「意図しないお客さん」が来ると、何が問題なんですか?
ガッカリさせることとブログアクセスアップに関係があるんでしょうか?
意図しない訪問者とはいえ、これも「アクセス」には違いがありませんよね。

たしかに「目先のアクセス」は増えますが、長期的に見ると「意図しないお客さんの訪問」は、ブログアクセスアップには悪影響があるのです。

「Nスイッチを最安値で手に入れたい訪問者」があなたのブログを訪れたところ、単なる「自慢」だった。

この場合、訪問者は「自分が探している情報ではない」ということがわかったとたん、あなたのブログから離脱します。

その結果、あなたのブログの「セッション継続時間」は短くなり「離脱率」が上昇します。

この二つのデータは、Googleがそのサイトの「ドメインパワー」を計測する際に利用している指標だと言われています。

カンタンにいうと、「訪問者をガッカリさせる記事の存在」は、Googleから見た「あなたのブログの信頼性」を下げる。

ということなのです。

これがダメ記事がブログアクセスアップに悪影響を及ぼす原因なんですね。

だから「訪問者の意図に反する記事を書かない」ことが大事なのです。

ダメ記事を見つけたら、どうすればいいのか?

訪問者をガッカリさせてしまうページの存在は、ブログアクセスアップによい効果をもたらさないため、このようなダメ記事は、該当部分を削除するか、記事そのものを削除するようにします。

実はワシも、今年に入ってから「期待しない人たちを集めている記事」を何本が削除したり、公開停止にしました。

自分が書いた記事を削除するのは、抵抗感があるかもしれません。

でも「ダメ記事」の存在は、「ラーメン店に、おいしいコーヒーを飲みたいと思っているお客さんを招き入れているようなもの」なのです。

この作業を行うと、「ガッカリしてすぐ帰る訪問者」の訪問が減るため、一時的にアクセスが落ちることがあります。

だけど、そののちは「読み込んでくれる訪問者」が増えるため、ブログそのものの信頼性はアップします。

これは痛みを伴う作業ですが、ブログアクセスアップのためには大事なメンテナンスです。

まとめ:ブログアクセスアップは、ブログそのもののマーケティング活動

ブログアクセスアップとは「ブログそのものの人気を高める活動」と考えることができますね。

だとすると、ブログアクセスアップとは、ブログそのもののマーケティング活動にほかなりません。

  • お客さんの声を聞き、お客さんが求めているモノを提供する。
  • お客さんの期待に応える。
  • 存在を知らせ、価値を伝える。

一般的には、会社だとかサービスに対して、このようなマーケティング活動を行っていくわけですが、この活動をブログに対して行っていく活動がそのままアクセスアップにつながるわけです。

今日の記事でお伝えした内容も、ブログアクセスアップという「自分だけの目的」で行うのではありません。

利用者の利便性を高めて、より価値のある情報を提供することが、ブログのアクセスアップにつながる。

そう考えれば「何をすべきか」はおのずと明らかになっていきますよね。

おまけ:あなたのブログアクセスアップをお手伝いします

自分のブログをアクセスアップして、ブログ集客したいのですが、なかなかアクセスが増えません。
アドバイスをもらうことはできますか?

個人のかたや中小企業のかたを対象にして、ブログアクセスアップのアドバイスをするサービスを提供しています。

基本的なSEO(検索エンジン対策)をするだけでも、効果はじゅうぶんあります。

その事実はワシが自分のこのブログで体験しています。

サービスに興味がある方はこちらから詳細をご覧いただけます。

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