オンライン起業のはじめかた【一人起業のオンラインビジネス】

オンラインビジネスで一人起業したいのですが、初心者はどんなことに気をつければイイですか?
どんなビジネスを選べばよいでしょうか?

オンライン起業つまり「オンラインビジネスでの起業」は、予算が少ない一人起業にとって、とても有利な方法です。

オンライン起業であれば、パソコン一台、デスクから一歩も動くことなく、マネタイズ(お金を生むこと)も可能です。

この記事では「一人起業でもできる、オンラインビジネスのはじめかた」について、初心者の方向けにお伝えします。

この記事でわかること
  • 「オンラインビジネス」とは何か?
  • オンライン起業するには、どんなビジネスが向いているのか?
  • オンライン起業するために最低限必要なものは?
この記事の信頼性

個人事業から最大スタッフ10人程度までのスモールビジネス専門のコンサルタントです。
自治体(県や市)、商工会議所などの経営相談員やセミナー講師の委託も受けていますので、あるていど安心していただけるかと思います。

オンライン起業とは

オンライン起業は、「ネット起業」などとも呼ばれています。

オンラインビジネスで起業すること、つまり

「インターネット上で仕事の大部分が完結するビジネス」のことです。

明確な定義があるわけではないので

どこからどこまでがオンライン起業で、どうであればオンライン起業ではないのか

という、はっきりとした線引きがあるわけではありません。

パソコンとインターネット接続環境、わずかな周辺機器だけで起業が可能なため、移動先でも仕事がしやすい「身軽な起業」として人気です。

オンライン起業の有利な点

オンライン起業は、個人やフリーランスなどの「一人起業」がビジネスをはじめるにあたって、スピーディに、小さなリスクと少ない予算で立ち上げられる条件が揃っています。

オンラインビジネスをはじめる場合、次のような条件がそろっていると、成功しやすいと言われています。

オンライン起業を成功させる条件

  1. 資本ゼロあるいは小資本で始められる
  2. 利益率が高い
  3. 在庫を持たない
  4. 定期的に一定額の収入が入ってくる
  5. お客さんの増加に伴って「自分の大変さ」が増えない

工夫次第ではこれらの条件をすべて揃えたビジネスをスタートさせることができます。

オンライン起業に限らず「少ない予算での起業」に興味があるかたは、こちらの記事もおススメです。

100万円起業のアイデアを考える4つのヒント

オンライン起業に向いている業種

オンライン起業をはじめる理想的なケースとしては

専門分野の知識を持った人が、オンラインでアドバイスやノウハウといったスキルを販売する

というものです。

教育系、教材、塾などの「情報商品」が、もっとも早くスタートさせることができます。

なので、業種としては

  • 先生業、講師業
  • カウンセリング、アドバイザー、コンサルティング
  • クラブ活動、サークル活動

がオンライン起業のアイデアとしていちばん向いています。

ほかにも

  • ネットショップで物品を販売する
  • ネットショップでマンツーマンのサービス(カウンセリングなど)を販売する
  • デザイナーさんやライターさんがネット経由で受注して納品する

といったビジネスでもオンラインビジネス起業と言えますが、さきほどの「オンライン起業を成功させる条件」のいずれかの条件が成り立たないケースが増えます。

なので、たとえば「ネットショップで物品を販売する」というビジネスを選んだ場合、早く成功パターンやノウハウを構築して

「ネットショップ成功法」

といった情報商品の販売やオンライン教室などを開いたほうが、一人起業のばあいにはビジネスとして軌道に乗りやすくなります。

「物品販売」よりも「上手な物品販売の方法」というノウハウを販売したほうが、在庫や配送が発生しないので、オンライン起業のアイデアとしては収益を生みやすいですね。

オンライン起業は「ビジネスモデルの選択」がカギ

オンライン起業では「オンライン上で起業する」という点ですでにある程度ビジネスモデルが絞り込まれている点が特徴です。

とくに予算が少ない個人でのオンライン起業では、ビジネスアイデアの選択で大きく「成功する可能性」が変わってきます。

オンライン起業では、ビジネスモデルのアイデアをよく検討して選択したいものですね。

「ひとりビジネスのビジネスモデル」については、こちらの記事にも記してあります。

ひとり起業のビジネスモデル。スキルや知識をどうやってお金に換えるのか

オンライン起業で人気の「あのビジネス」はどうなの?

オンライン起業で人気のビジネス1:クラフト作品のネットショップ販売

手作りアート作品をネットショップで販売するビジネスにあこがれているんですが、どうでしょう?

「手作りクラフト作品をオンラインショップで売る」というオンライン起業のアイデアは、よくご相談をいただきます。

結論から言うと「より大きなお金を稼ぎたい」という考えでオンライン起業を検討している場合、「手作り作品のオンライン販売」という企業アイデアは、あまりおススメしません。

次のようなケースであれば別です。

  • 趣味の延長線上で、お小遣い稼ぎになればいい。
  • ほかの人や工場に作ってもらうので、自分は売るだけ。(この場合にも在庫の問題は残ります)
  • すでに他の販路で販売している商品があるのでオンラインでも売りたい。
どうして手作りクラフト作品のネットショップ販売は、オンライン起業アイデアとしておすすめできないんですか?

さきほどの「オンライン起業を成功させる条件」のうち

  • 在庫を持たない
  • お客さんの増加に伴って「自分の大変さ」が増えない

が満たされないからです。

とくに問題なのが「売れると自分の負担が増えてたいへんになってしまう」ことです。

「商品ひとつを作るためにかかる時間」と「商品を売るために必要な時間」を考えると、すぐに「売上げの限界」に達してしまいます。

売れれば売れるほど、時間的にも体力的にも負担がかかる構造になっていることが多いので、「手作りクラフト作品のネットショップ販売」は、オンライン起業のアイデアとしてはオススメしません。

ただ、先にもお伝えしたように
「趣味の延長線上なのでお小遣い稼ぎ程度でOKなんです」
という場合は、やってみると楽しいと思いますよ!

オンライン起業で人気のビジネス2:Webライター

パソコン一台でできて、フルリモートも可能な「ライターのお仕事」は、できそうな気がします。

ひとことでライターさんと言っても、広告企画の段階から携わるプロデューサー的な人から、「文字起こし」に近い下請け作業まで、さまざまです。

ひとつの仕事を引き受けて完成させるまでに労力が必要なことから、デザイナーさんなどのお仕事と同じく、ライターさんのお仕事も原則として労働集約性が高いお仕事です。

つまりは時給仕事に近いビジネスモデルってことですね。

記事内容から自分で企画し、書き上げるような仕事であっても、文字単価(1文字あたりのギャラ)は1~4円程度で、場合によっては1円を切る場合もあるようです。

1文字1円だとすると、1,000文字の記事を1時間で書き上げたとして時給換算で1,000円。
実際には先方とのやり取りや打ち合わせを含めると、あまりオイシイ仕事とは言えませんね。

以上のような条件から、オンライン起業のアイデアとしての「ライターさんのお仕事」について、以下のような事が言えます。

  • 得意な専門分野があって、高単価なお仕事ができるのならOK。
  • 企画段階から携わって、高単価が狙えるのならOK。

多くの著名ライターさんが「ライティング塾」やオンラインサロンを開いているように、「仕事が増えると大変さが増え、限界が訪れやすい」という点に考慮が必要ですね。

オンライン起業で必要なもの

教材などを販売するオンライン起業を選択した場合、立ち上げに必要なものは

  • 自分の専門分野のスキル
  • パソコンと通信環境
  • オンラインビジネスで起業する上で必要なIT知識

だけでスタートすることができます。

もちろん、ビジネスをスタートするためにはブログを立ち上げたほうが有利なので、準備したほうがいいです。

こちらも最初はきわめてローコストで立ち上げることができます。

デザインなどの細かい点にこだわって完成度を高めるよりも、サッサと立ち上げてしまうことがポイントです。

なんといっても、オンラインビジネス起業はスピード命なんですからね。

そのほか、実際にビジネスをスタートする前に用意しておいたほうがよいモノについてお伝えしておきます。

商品(サービス)

販売するものが動画であれば動画を用意しておく必要があります。

プロのYoutuberのように編集しようと思うとそこで時間を浪費し、スピードを損ねてしまいます。

商品もできるだけ早く作り上げ、販売しながら「磨き上げ」に時間をかけるようにします。

ブログ

告知するための発信手段が必要です。

ブログだけでじゅうぶんなわけではなく、ブログはあなたの「情報発信基地」として機能し、そのほかにSNSやYoutubeなど、使えるものは何でも使って告知します。

これをやらないと、いくらいいサービスを作っても売れませんので、力を入れましょう。

オンライン起業での販売/決済手段

お知らせしただけでは、お客さんは買うことができません。

ネットショップ構築サービスやオンラインサロン構築サービス、有料記事販売サービスなどを利用して、「売ること」「お金を受け取ること」ができるようにしておきましょう。

さいきんは「ネットショップ(物品販売)」向けの決済サイトだけではなく「サービス販売」に特化した決済サイトも出てきたので、オンライン起業の場合にはこちらの方が向いているかもしれませんね。

サービスを販売しやすいオンライン起業向けの決済サイト

オンライン起業したときの仕事の獲りかた

いわゆる「集客をどうするか」という問題です。

これにはいくつかルートがあって、業種やサービスの提供方法などによって、適したルートが異なります。

もちろん、ルートはいくつか持っていたほうが有利なので、これらのうち2つは手段として持っておいたほうがいいですね。

  1. SEOで検索経由を狙う
  2. SNSで人間関係をベースに売っていく
  3. クラウドソーシングサイトで仕事を得る
  4. アナログでオフラインな営業をおこなう

集客から料金回収にいたるまで「完全オンラインで完結」を目指す場合「アナログでオフライン営業」は選択肢から外れると思います。

実際、Youtuberなどは「完全オンライン」を実現しているように見えるかもしれませんが、実は裏では地道な「リアル営業」をしていることも多いです。

たとえば、こんなことです。

  • 地域のコミュニティや会合に顔を出す。
  • SNSで知り合った人たちとのオフ会。
  • 勉強会やセミナーで人脈構築。

リアルな営業活動というと

え…オンライン起業を目指しているのにリアル営業ですか。
もともとリアル営業がイヤだからオンライン起業を目指しているのに。

と感じるかもしれません。

ビジネスの基盤が整い、ネット上での知名度が上がるまでは、オフライン活動も積極的に行うほうが、最終的に「完全オンライン」を達成するには近道かもしれません。

オンライン起業をはじめる際の注意点

オンラインビジネスでの起業は、小資本でスピーディに立ち上げることができるため、副業での立ち上げや、主婦の立ち上げも目立ちます。

そのぶん、失敗する人も後を絶ちません。

小資本なので失敗しても知れているので、その点は安心でしょう。

ただこれによって、かえって心配な点があります。

コストがかからないぶん、いつまでも売上が上がらなくてもズルズルと続けることができてしまう点。

なのです。

【リビングデッド】
「生きている死体」という意味で、はんぶん死にかけているのに、いつまでもズルズルと生きている状態

コストやリスクがある商売であれば、どこかで「見切り」が必要なのですが、コストがかからないぶん、いつまでも「夢」を追い続けてしまうことができるということです。

実はこのような「リビングデッド状態の人」はとても多いのです。

これを回避するには「事業計画を作る」「撤退条件を設ける」など、計画性や戦略性がポイントになってきます。

まとめ:オンライン起業は気軽に始められるぶん、ズルズルやらない注意が必要

オンライン起業は、専門分野の知識とパソコンがあれば始めることができてしまいます。

そのぶん、うまくいかなくてもズルズルと同じやり方にしがみついてしまう人も多いです。

リスクが低いのですから、しばらくやってうまくいかなかったら、どんどんほかのやり方を取り入れたり、変化させていくだけの柔軟性が必要です。

おまけ「オンライン起業したい人」にご案内

この記事を書いているワシは2021年2月現在、ほぼ100%オンラインビジネス化しています。

2020年3月の「感染症による緊急事態宣言」以降、全面的に仕事をオンライン化しました。

そして完全にオンラインビジネス化したいま、新型ウイルス騒ぎ以前よりも、売上は伸びています。

オンラインビジネスで起業したい。ビジネスをオンライン化したいでもどうすればいいのかわからない。

という方に向けて、2021年の3月にオンラインセミナーを開催します。

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詳しくは、こちらからご覧いただけます。

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