多くの時間が失われていくのはナゼだろう

自撮りのバリエーションがなかなか増えないので、こんど難波さんに教えてもらおうと思います（笑

仕事に活用する「自撮りセミナー」11月8日は、残り席わずかになってきました！

今日のブログ記事の話題は

多くの人が時間を失っていく理由

についてです。

このテーマについて記事を書こうと思ったのは、この本を読んだからです。

堀江貴文氏の新刊は、最近出たものはほとんど読んでいます。

共感できるかどうか、実行できるかどうかは別として、論旨がとても明快で、はぐらかすような部分が一切ない。

ある意味「いさぎよい」のです。

なかなか取りかかれない理由は時間がないから？

コンサルの現場でも、あるのです。

ワシのコンサルの場合「スタートアッププラン」だと、8か月を一つの区切りにしています。

これは、取り組みをはじめて8か月以内に成果を出してほしいからです。

コンサルがスタートしてすぐに猛烈な勢いで動き出す人がいる一方で、8か月のうちの大半を「それまでのように」過ごす人もいます。

「それまでのように過ごす人」は、サボっているのでしょうか？

違うんです。彼らなりに必死なのです。

何に必死なのかというと「葛藤」です。

頭ではやったほうがいいこともわかっている。ヤル気もある。

でもなんか怖い。これまでのモノを手放すのがもったいない。

今までのようにやっていれば、少なくとも今よりも悪くなることはない。

今日もいつものように日々の仕事があるから、まずはそれを片づけよう…。

また今日も、昨日と同じように過ごしてしまった。

明日こそはやろう。

このようにして、毎日が過ぎて行くのです。

決して、ヒマでブラブラして時間が過ぎて行くわけではありませんね。

しかも、目の前に「やるべきこと」があると、とりあえずヒマではないですよね。

これがクセモノで、忙しそうにしていると、とりあえず充実しているように思えてしまうんです。

だけど、「自分はやろうとしていることに向かっているんだろうか」と振り返った時に、1ミリも動いていなくて、愕然とするんですね。

今までと同じように仕事をしていて、なかなか新しいことに取り組まない、という時間のムダです。

たとえば

「まだお客さんがいないので今とくにやることがない」

という人でさえも、新たな取り組をせずに「それまでの日々」を続けようという「慣性の力」が働きます。

人間は「今まで通り」がいちばん不安がなくて安心していられるのです。

そのため「今まで通り」を続けようとする心理的な力が働きます。

ここから抜け出すのに何カ月も、何年もかかってしまう人が多いのです。

重力に打ち勝って初めてロケットは飛び出せる

宇宙に飛び立つロケットって、とんでもないパワーで飛び上がっていくんですよね。

その場にとどまろうとする「重力」に打ち勝たないと、大気圏内からは飛び出せないわけですから。

その代り、いったん地球の重力から解放されると、あとは指一本で押すだけで、どこまででも進むことができます。

今の状態から飛び出すにはパワーが要るのですが、いったん飛び出してしまえばあとはわずかな力で動き続けることができるんです。

この「飛び出すまでにどれだけ時間がかかるか」が、大きな差を生みます。

やってるつもりだけど、実は膨大に時間をムダにしているかもしれない。

遅すぎるってことはありません。

気が付いたのなら、いますぐ飛び出しましょう。

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